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BTCCレーシングチームがトンネルを全開走行する風洞試験施設で風洞を実施

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BTCC(イギリスツーリングカー選手権)を戦うチーム・ハード・レーシングが、イギリスのケイツビー・トンネルで2023年度マシンのテストを行った。

ケイツビー・トンネルとは、全長約2.7km、最大幅8.2m、路面幅6mサイズのトンネルを、実車で実際に走りながら空力試験を行う施設。
昨年までにアストンマーティンのヴァルキリー AMR Pro、マツダ RT24-P、フォード・フォーカスSTといった車がテストを行っており、その高い再現性に驚きの評価が寄せられている。

 

今回走らせたのは、NGTC規定のレーシングマシン「クプラ・レオン」。
スペインの自動車メーカー「クプラ」の車をベースに開発されたもので、2023年シーズンを戦うにあたって、さらなる改善を求めてケイツビー・トンネルへマシンが持ち込まれた。
その成果は、4月22日から始まるBTCC開幕戦で見る事ができるだろう。

【ケイツビー・トンネルについて】
エアロダイナミクスや流体力学による開発、解析、コンサルティングが専門のTotal Simグループの一員である、ケイツビー・トンネルが管理、運営する。
元々は鉄道が走っていたトンネルで、廃線後に風洞試験施設へ改造された。
トンネル内は風や天候の影響を受けない構造で、高速走行が可能 ※。
それにより再現性の高い、安定した計測が行える環境が整えられている。

※トンネル内の走行速度は、車種や走行パターン等を基にリスク評価を行い決定する。


本記事は TotalSim ltd. / Catesby Projectsの許諾の元、同社から配信されるニュースリリースを元に作成しております。情報、画像の無断使用、転載を固く禁じます。
情報についてのお問い合わせは、日本法人である株式会社TotalSim Japanへご連絡下さい。


【取材/文】
編者(REVOLT-IS
【取材協力/問い合わせ先】
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