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アクセルの踏み間違いを防ぎ、今まで通り車に乗れるアイアクセル

20230409_アイアクセル_アクセル踏み間違い_暴走事故_防止

ブレーキを踏んだつもりが、パニックでアクセルを踏み続けてしまい、衝突事故を起こすケースが後を立たない。
そんな事故を少しでも減らすべく、(株)英田エンジニアリングでは、踏み間違えても安全に止まれる機構アイアクセルを開発。
全国の整備事業者に対し、これを活用した安全安心をお客様に提案してほしいと取り組んでいる。

製品は、ブレーキペダルとリンクさせるユニットが付いた専用アクセルペダルと、動作状況をモニターする状態表示機という構成。
取り付けは、既存のアクセルペダルを外し、ブレーキペダルと結合させるように装着するだけ。
安全が関わるため、作業は専門の整備工場に依頼すべきだが、自動車整備の経験豊富なら、一般の方でも容易に作業できそうだ。

動作だが、約10kg以上の踏込力でアクセルペダルを踏むと作動する。
見た目は踏んだままながら、機械的にアクセルを解除し、同時にブレーキが掛かるようになる。
その際、急ブレーキにならないよう、緩やかに効くよう制御される。
赤信号で停止するのと、同じ状態と思えばいいだろう。

作動中とアクセル全開時には、状態表示機からブザー音で警告も出してくれるので、パニック状態のドライバーも我に返る事が出来そうだ。

20230409_アイアクセル_アクセル踏み間違い_暴走事故_防止

対応車種は、こちらでチェックできる。
オートマ専のみとなるが、電子制御式、ケーブル式問わず取り付け可能。
機能のONOFFも手軽に行えるので、家族で一台の車をシェアしている状況でも、使いわけしやすくなる。

本製品は5万回の耐久試験に合格しており、国土交通省性能認定品にもなっているという。
また保安基準にも適合しており、車両改造にも該当しないため、そのまま車検を受ける事が出来る。
安心して使っていく事が出来そうだ。

【アイアクセル紹介動画】

高齢者の免許を取り上げる風潮が強まっているが、地域によっては、どうしても車が必要なところもある。
であれば、ドライバーや周りの家族が率先して、アイアクセルなどを使って安全を担保する努力をしていくべきだろう。

【取材・文】
編者(REVOLT-IS
【取材協力】
日本特殊陶業株式会社