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カヤバが推奨するショックアブソーバーの交換時期

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多くの市販車の足回りに採用されている、カヤバ株式会社のショックアブソーバー。
これらも消耗品なため、走行を重ねていくと、操縦性や乗り心地に悪影響が出てくる。
そこで交換となるわけだが、その目安としてどこを見ればいいのか?
今回は、カヤバの提案をまとめてみた。

ポイントは三つ。

まずはタイヤの摩耗状況。
新品タイヤに変えたり、アライメントを正しく調整しても異常摩耗が発生するなら、交換のサインと見ていいようだ。

次は車の総走行距離。
初年度登録より5年経過、または5万km以上走行したなら、交換を考えたほうがいいという。
ただ中古車で購入した場合、これを判断するには、前オーナーがチューニングなどをしておらず、点検整備記録簿の内容をあてにするしかない。
新車から乗り続けている方向けの目安と言えそうだ。

最期は目視点検。
整備工場で定期点検を依頼した際、オイル漏れやブッシュに亀裂や損傷が見受けられたら、即交換すべき。
例えば左フロントがそのような状態だった場合、一本交換でもいいが、車のバランスを考えるなら左右交換がベストとなる。

これら以外でも、常時不安定でハンドルが取られる、重い荷物をずっと積んでいたり、険しい道ばかり走るような車は、上述の目安を元に、特に交換時期について気にしておく必要がありそうだ。

【取材・文】
編者(REVOLT-IS
【取材協力】
カヤバ株式会社