より旧車に合ったエンジンオイル添加剤、その名も「全開‐Full Throttle‐」
直噴、ハイブリッド、ダウンサイジングターボ、アイドリングストップといった感じに、ガソリンエンジンも様々に進化。
合わせてエンジンオイルも要求に合わせて変化してきたが、それにより旧車用エンジンに合うものが少なくなったという。
今でも古い車を愛するオーナーのため、専用開発したオイル添加剤「全開‐Full Throttle‐」が発売された。
開発はエイスインターナショナルトレード(株)と、旧車雑誌ハチマルヒーローとのコラボレーションによるもの。
旧車を知り尽くすハチマルヒーローの意見が反映されているだけに、期待は高そうだ。
特長は、エンジンシリンダーとピストンが接触する摺動部表面に高摺動性被膜を形成する事にある。
やはり古いエンジンは接触面の劣化が著しく、油膜の維持が困難となり、パワーの低下や騒音の増加が顕著になってくる。
この場合、これまでは硬めなオイルを使うのが通説だったが、極端に硬めだとオイル流量が減って油圧低下を招く事にもなる。
![20230323_旧車_クラシックカー用エンジンオイル添加剤_01](https://revolt-is.com/wp-content/uploads/2023/03/20230323_engine_oil_additive_for_oldcar_classic_car_01.jpg)
そこで、この添加剤ではオイル粘度はそのままに、独自の被膜形成で同様の効果を発揮させようとしている。
摺動部の耐摩耗性にはかなり自信があるようで、PR会場でも積極的にデモンストレーションが行われた。
これまでやっていたオイル管理に不満のある方は、ぜひ試してみてはいかがだろう?
【取材・文】
編者(REVOLT-IS)
【取材協力】
エイスインターナショナル