AE86 EV をトヨタ名古屋自動車大学校の学生が製作
![名古屋オートトレンド_ AE86 EV _20170309_01](https://revolt-is.com/wp-content/uploads/2017/03/nagoya_auto_trend_ae86_20170309_01.jpg)
AE86 EV は、トヨタ名古屋自動車大学校の学生達が製作したカスタムカー。
パンダカラーなAE86スプリンタートレノを、なんとEVへ改造している。
当然ボンネットを開けても4AGはなく、代わりに銀色のボックスが占拠。
その下には、鉛蓄電池タイプのバッテリーを複数個搭載しており、全て動力用として使われる。
一般的なハイブリッドカーやEVには、動力用にリチウムイオンバッテリーを採用するが、この車ではコストと作りやすさで鉛蓄電池タイプが選ばれた。
リチウムイオンなみの出力と航続距離を稼ぐには大量に設置しなければならないが、このAE86の航続距離はせいぜい40kmほど。
研究車両という事で割り切った仕様にされている。
![名古屋オートトレンド_AE86 EV_20170309_03](https://revolt-is.com/wp-content/uploads/2017/03/nagoya_auto_trend_ae86_20170309_03.jpg)
リアシートは除去。
そことトランクスペースへモーターや各種ユニットを配置。
なるべくAE86の雰囲気を壊さないよう、多くの内装はそのまま生かされている。
![名古屋オートトレンド_AE86 EV_20170309_04](https://revolt-is.com/wp-content/uploads/2017/03/nagoya_auto_trend_ae86_20170309_04.jpg)
モーターユニットのアップ。
冷却ファンの数やサイズの小ささがちょっと気になったが、担当者曰くこれで問題なく走れるという。
![名古屋オートトレンド_AE86 EV_20170309_05](https://revolt-is.com/wp-content/uploads/2017/03/nagoya_auto_trend_ae86_20170309_05.jpg)
BRIDのフルバケットシートが目立つ運転席。
シフトレバーの注目頂きたいが、なんとこのAE86はMT車。
EVだとATが一般的だが、あえてMTをチョイスするあたり、スポーツカーに対する製作メンバーの拘りが感じられた。
【取材–文―写真】
編者(REVOLT-IS)
【取材協力】
トヨタ名古屋自動車大学校