東京オートサロン2022で話題をさらったBRE Japan(バンザイスポーツ)が手掛けた箱スカ(KPGC10スカイライン)。
当時ライバルだったファミリアロータリークーペ、カペラ、サバンナのロータリーエンジンを搭載。
競技専用車として徹底的にカスタマイズされている。

リアビュー

パイプフレームで構築されたフロントセクション
エンジンはRE26B。4ローターペリのウェーバー、ダウンドラフトキャブレター仕様

箱スカの室内
ロールケージ込みで堅牢に作られている

油圧サイドとオルガン式ペダルが見える

メーター類はワンディスプレイのみとシンプル
操作パネルはイギリスのCARTEK製
エンジン排気量は2600ccで650馬力を絞り出す。
排気系はBRE Japanオリジナル。
ミッションはFC3S用を改造して搭載しており、クラッチはOS技研のトリプルクラッチ。
デフにはアメリカWintersのクイックチェンジデフを装着している。
サスペンションはエアサスだが、まだ暫定との事。
タイヤ・ホイールも自社オリジナルで固めており、箱スカの当時感に拘った仕様となっている。
この車でドリフトやドラッグレースへの参戦を予定しているという。
さらに来年2023年には、アメリカのパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムへの参戦も目標に掲げており、今年の夏頃にスポンサー募集を始めるとか。
日本のクルマ文化を代表する箱スカが、パイクスピークでどのようなパフォーマンスを見せるか?
【取材・文】
編者(REVOLT-IS)
【取材協力】
BRE Japan(バンザイスポーツ)