【東京オートサロン2022】旧車から街乗り、ドリフト、グリップまでシェア拡大中のシバタイヤ
東京オートサロン2022取材記事。
R31 HOUSEでお馴染みのSHIBATAが展開するシバタイヤだが、現在までに旧車ユーザーからドリフトユーザーまで絶大な支持を得ている。
近年では、タイムアタックを楽しむユーザーからも好評を集めているようだ。
例年と違い、今年は黒で統一されたディスプレイ。
デモカーもシバタイヤカラーな新型スバルBRZのみという構成で、これまでの人気と力の入れ具合が窺える。
発売当初は適合サイズが少なく、主に旧車やドリフトを楽しむユーザーからの購入が多かったが、注目を集めるにつれ、今ではストリートチューニングカーや街乗り、そしてサーキットタイムアタックやジムカーナを楽しむ層にまで好まれている。
ラインナップも、パターンは同一ながら、コンパウンドとトレッドウェアを各用途別に調整した4種類が用意されている。
- 「グリップ専用」。
これはサーキットといった競技場での使用に特化している。 - 「SPハイグリップ」。
タイムアタックから峠、ドリフトまでマルチに対応する。 - 「スポーツ」。
街乗りからサーキットまでを幅広くカバーする。 - 「ドリフト専用」
その名の通りD1GPやFDJといった競技に特化している。
ハイグリップながら数周で垂れる予選タイヤのようなものや、街乗りでの快適性や経済性を重視したもの、高グリップながら高速サーキットを一時間タイムアタックしても垂れず、そのまま乗って帰れたエピソードを持つタイヤまであるという。
自分の用途、予算、カーライフスタイルに合わせて選んでみよう。
【2022年1月22日時点のタイヤサイズラインナップ】
- SHIBATIRE:
185/60R14
195/45R14
205/50R14
225/40R14
195/50R15
205/60R15
195/50R16
205/55R16
205/45R16
215/45R17
235/40R17
235/40R18 - RYDANZ(R03S):
235/40R18
265/35R18 - RYDANZ(R33S):
265/35R18
そんなシバタイヤだが、ついにD1GPへも登場する事になる。
昨年、インフィニティQ60と若手注目株な蕎麦切広大選手の組み合わせで活躍したSHIBATA DRIFT RACING TEAMからは、2022年の装着タイヤとしてこの度正式発表。
着々と準備が進められている。
またFDJにも参戦予定で、こちらは話題のGR86をドリフトマシンに製作。
やはりシバタイヤを装着して登場する。
シバタイヤ開発ドライバーも引き続き蕎麦切広大選手が努めるとの事で、これまでの経験を生かした良いタイヤを作っていきたいと意気込んでいる。
プロドリフト競技で、シバタイヤがどのようなパフォーマンスを見せてくるか?
こちらもぜひ注目頂きたい。
【取材・文】
編者(REVOLT-IS)
【取材協力】
SHIBATA R31 HOUSE
東京オートサロン事務局