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フルバケだけどフルバケでない?レカロRCSシートの評価


フルバケットシートと聞くとがっちりホールドされて乗り心地が悪いイメージが一般的だが、レカロが2020年8月より発売開始した「RCS」は、”フルバケットシートだけどフルバケットシートでない”、”長距離、長時間運転での体の負担を軽減する”という一見矛盾した、今までのイメージと違う売り文句が注目されている。
果たしてどんなシートなのか?

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【協力】(株)ガレージベリー
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【協力】(株)ガレージベリー

カラーパターンは写真のものと含め、シートシェルにホワイトとブラックの二種類、シート生地にブルー、レッド、シルバー、ブラック、ブルーが用意されており、それらを組み合わせた製品ラインナップとなっている。

従来のレカロシートはトーンが濃いめの落ち着いた色合いのものが多かったが、「RCS」は垢抜けた印象を持つ。
これなら派手なカラーインテリアのカスタムカーでも合わせやすいだろう。

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【協力】(株)橋本コーポレーション

肝心の座り心地はどうか?
こちらのシートに座ってみたところ、一瞬窮屈に感じたものの、その後は体全体がじんわり沈み込む感じ。
低反発クッションの感触に近いかもしれない。
謳い文句通り腰に優しそう。
軽く体を捩ってみたが、やはりじんわりした感触で大きく体が動いてしまう事もなかった。

シートバック背面の角度は、街乗りでリラックスするのにちょうど良い角度に感じられる。
極端な好みや体形に大きな違いでもない限り、まず不満は出ないだろう。

もちろん、さらなる拘り派にも「RCS」は対応可能。
専用のサイドアダプター(別売)を使う事で、ポジションを下げたり左右のオフセット調節が可能となってくる。
これにより、ホンダ・S660やマツダ・ロードスターといった運転席周りがタイトな車でも好みのシート位置へ合わせやすくなった。

愛車に快適なドライビング環境を求める方やカスタマイズ嗜好の方にも、レカロ「RCS」シートは良い選択肢になりそうだ。

【文 – 取材 – 写真】
編者(REVOLT-IS

【取材協力】
(株)橋本コーポレーション
(株)ガレージベリー

【写真協力】
Runabout Heroes / バルボアスタジアム

【モデル】
ai

編者

REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。