20210702_ダイキョーニシカワ_車_内装_次世代インストルメントパネル

日本らしさを感じるデザインパネルに触れてオーディオ操作


人とくるまのテクノロジー展2021取材記事。
今回は、ダイキョーニシカワ株式会社が開発中の次世代インストルメントパネル『青の世界』について紹介する。
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これは、日本らしさを感じられる素材と仕立てによるインストルメントパネルに機能を融合させたもので、スマホやタブレット感覚でパネル素材に直接触れてオーディオ等を操作出来るようになっている。

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上段(黒系)が音を透過するパネル、中段(シルバー系)が光の加飾パネル、下段(茶系)の編み込みが操作パネルとなる。
(C) ダイキョーニシカワ
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その構成だが、今回の展示品では上段パーツ内部にスピーカーを搭載。
中段パーツは加飾パネルで、下段パーツの編み込みでカーオーディオ操作を行う仕組みとなっている。

一見、音がしっかり聴こえるのか疑問に感じるところだが、上段パーツは音を綺麗に透過させるようシームレス(分割ラインレス)な構造となっており、これまでと遜色ないサウンドが楽しめる。
そして下段パーツの編み込みはスマホやタブレットと同じような操作が可能で、「中央をタップする」、「左右に撫でる」、「両端をはらう」といった動作で再生や一時停止、音量調整等が行えるようになっている。
さらに中段パーツには、操作と連動させた様々な光のイルミネーションを透過表示できるため、これまでにないヴィジュアルが堪能出来そうだ。

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下段の操作パネルを、タッチパネルと同じように指でなぞる事で様々なオーディオ操作が行える。
(C) ダイキョーニシカワ
商用利用、無断転載を禁じます。

この次世代インストルメントパネル『青の世界』の開発コンセプトは「所作(美しい動作)をデザインする」。
これは、日本の物作りで導入が進められているCMF(色(Color)、素材(Material)、仕上げ(Finish))デザインに「機能」、「触感」、「操作の心地良さ」という要素をプラスさせたモデルを開発しようというもの。
そのため見た目や触り心地、質感だけでなく、機能の使いやすさや気持ち良い操作性までも実現したいと、素材にはかなり拘っている。

そして今回のモデルでは、古来から日本人の暮らしで親しまれてきた素材の中で藍染めと磁器を選定。
パネルには、それぞれの素材の上質さや光の強弱、うつろい、触れたときの柔らかできめ細やかな質感まで表現されており、そこに機能性が加わった事により、視覚、触覚の双方で心地良さが楽しめるモデルとなった。

車の操作に触る心地よさがプラスされる事で、室内空間がより快適に過ごしやすくなるかもしれない。

【文】
編者(REVOLT-IS

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ダイキョーニシカワ株式会社

編者

REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。