20210601_スパルジャパン_車_高性能_冷却_電動ファン

どの車にも対応する冷却性向上に最適な電動冷却ファン

人とくるまのテクノロジー展2021の取材記事。
今回は、スパルジャパン株式会社の電動冷却ファンについて紹介していく。
※本記事中の情報、画像の商用利用、無断転載を禁じます。

スパルジャパンはイタリアのファン&ブロアー専門メーカー「SPAL(スパル)」の日本法人で、展示会では電動冷却ファンなどの展示されていた。
この電動冷却ファンは汎用品で、2輪車、4輪車、トラック、バスから建設機械、農業機械といった幅広い車両へ搭載できるよう配慮したものとなっている。

20210601_スパルジャパン_車_高性能_冷却_電動ファン_04
(C) SPAL / SPAL JAPAN
無断転載を禁じます。

使われているモーターは完全密閉型のブラシレスモーターで、IP68 & IP6K9Kに準拠。
対応電圧は12V、24V、48V(今回、初公開)の3つで、出力は10Wから1200Wというスペック。
さらに1500Wの高出力モーターもあるという。
確かにこれだけ選択幅があるなら、余程特殊な車でない限り問題なく使えるだろう。

またファンの形状や大きさも幅広いラインナップがあるため、対応品に困る事はないようだ。

20210601_スパルジャパン_車_高性能_冷却_電動ファン_03
(C) SPAL / SPAL JAPAN
無断転載を禁じます。

冷却ファンの電動化のメリットとして、

・エンジン回転に関係なく風量調整が可能。
・エンジンの駆動力を使わないのでパワーロスを抑えら、そのぶん燃費が向上する。
・機器自体を軽量、コンパクトにできる。

があげられる。

反対にデメリットとして、以前はコストや故障率の高さをあげているところもあったが、現在では広く普及が進んだ事もあってか、手に入りやすくなっている。
なによりスパルの電動ファンは、完全シールタイプのファン専用モーターを設計から製造まで独自に行っており、厳しい使用環境でも使用できるよう、信頼性の高い製品作りを行っている。

伺ってみると、冷却系部品が廃盤になったりと入手が困難な中古車オーナーさんや、冷却性能や信頼性向上を目的にスパルの電動ファンへ変更される方が多いとか。
新車でもフェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、テスラのモデルS、三菱ふそうのEキャンター、日野自動車の大型トラック、プロフィアハイブリッド、EV、HV、FCV、あと建機、農機にも純正採用されてきており、今や多くの企業でその性能が高く評価されている。

既存の電動ファンのリフレッシュやパフォーマンスアップはもちろん事、これまでのファン方式を電動化したいと思う方に、スパルジャパンの電動ファンは最適な選択となりそうだ。
ただ電動化を考える際は、従来と同じ冷却性能を確保できるファン選びが重要となってくる。
そして取り付け時には、信頼性のあるコントローラーやリレーを選ぶ事も必要となってくるため、不安な方は取り扱いショップへ相談される事をお勧めする。

【文】
編者(REVOLT-IS

【オンライン取材協力 – 写真協力 – お問合せ】
スパルジャパン株式会社
〒141-0022
東京都品川区東神田1-5-4
電話:03-6324-6104
SPAL AUTOMOTIVE (イタリア)
人とくるまのテクノロジー展事務局

編者

REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。