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同じパーツでもOEM部品より純正部品の価格が高いケース

こちらは、アウディ車のエンジンで使われているバルブ切り替えユニットのパーツ。
これが壊れてしまったら新品交換すればいいが、交換するパーツも純正部品やOEM部品など、様々な選択肢がある。
ただ信頼を重視して純正部品を選んだのに、中身が全く同じのOEM部品の価格が安い事実を知ったら、あなたならどう思うか?

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写真上がアウディの純正部品。
写真下がドイツの部品メーカー「RHEINMETALL」のブランド「PIERBURG」が販売しているOEM部品だ。
7.22880の表記が部品番号となっており、ご覧の通りどちらも同じ。
実際、この二つとも同じ製造メーカーの工場で生産されている。
それなのに価格はOEM部品のほうが安いという。

OEMとは「Original Equipment Manufacturing」の略で、ざっくり言えば製造メーカーの製品を他社ブランドへ供給する事。
車だけでなくアパレルや化粧品、家電、食品でも使われている用語で、違う商品と思ったら中身が全く同じという話が聞かれるほど、普段の生活にも浸透している。

さて今回の話で問題視したいのが、同じパーツなのに、なぜ純正部品の価格が高いのか?その事をどれだけの人が知っているか?という点。
日用品や食料品ならともかく、車で特に輸入車となってくると、余程の車好きかマニアな方でないと、この情報まで辿りつく事は難しいと思える。
車を知らない人にとって安心で考えるなら、自然と純正部品を選んでしまうはず。

今回はアウディのパーツをピックアップしたが、実はこうしたケースは他の部品でも多くある。
ブランドに拘りがなく、以前と同じ状態へ修理できるならやはり安く済ませたいもの。
何かを修理する際にパーツ交換が必要となったら、専門ショップへ相談するか、同じ車に乗る知り合いに相談したり自分でも調べてみる事をお勧めする。

【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS

【取材協力】
Revolfe S.A.

編者

REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。