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ブレンボ に聞く近年の一般ブレーキ事情

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©Brembo S.p.A

ブレンボ はご存じの通りブレーキメーカーのトップブランドだが、近年の日本市場に対してどのような展開を行っているのか?
日本法人である「ブレンボジャパン」に、お話を伺ってみた。

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©Brembo S.p.A

ブレンボ ではOEM製品(純正ブレーキ)、競技向け製品(モータースポーツ向け)、市販車向けアップグレード製品(チューニングパーツの類)、整備・補修用部品の企画、開発を行っている。

基本はOEMだが、その種類の豊富さには”この車にも設定があるのか?!”と驚かれる事もあるという。
もちろん補修用も同じ工場のラインで生産されており、日本向けでも同様の品質管理が徹底されている。

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©Brembo S.p.A

現在、国内市場からあがってくる要望の中でも、低ダストなブレーキを求める声が多いという。
よく効くブレーキは汚れやすいのが一般的で、ヨーロッパだとこう認知されているが、こと日本においては効くだけでは売れない。
プラス汚れにくいという要素も重要になってくる。

これ以外だと、昔からのブレンボファンが定期的に購入されるという。
ブランドに対する安心、信頼で指名される方が一定数いるようだ。

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©Brembo S.p.A

そうした背景もあってか、ブレンボの現在の人気商品はノンアスベストのセラミック・ブレーキパッド。
低ダストで純正+αの踏力を得られ、それでいて価格が整備・補修用と同程度に抑えられている。
手軽にブレーキチューニングが楽しめるという事で、とても好評なんだとか。

【リモート取材 – 文 】
編者(REVOLT-IS

【写真 – 取材協力 – 問い合わせ先】
ブレンボジャパン