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ブレンボに聞く近年の一般ブレーキ事情


EV化など車を取り巻く環境が大きく変化している昨今。
世界のブレーキメーカーもさらなる製品開発、さらなる取り組みで次なる時代へ対応しようと奮闘している。
そんな今は、どのような要望がありどのような製品が売れているのか?
そこで、オンライン開催された国際オートアフターマーケット2021に出展されたイタリアのブレーキメーカー「ブレンボ」の日本法人「ブレンボジャパン」のブースにてお話を伺ってみる事にした。

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©Brembo S.p.A

ブレンボ では自動車メーカー向けOEM製品(純正ブレーキ)、競技向け製品(モータースポーツ向け)、市販車向けアップグレード製品(チューニングパーツの類)、整備・補修向け製品の企画、開発を行っている。
一般に馴染みがあるのがチューニングパーツとしてのブレーキだが、性能向上という目的ではなく、消耗したブレーキを新品時の状態に取り戻すべく交換する整備・補修用ブレーキの存在も欠かせない。
ブレンボではそういった用途向けのブレーキパッド、ブレーキローターも、二輪、四輪問わず様々な種類のものを販売している。
基本はOEM製品の交換パーツとしてだが、その種類の豊富さには”この車にもブレンボ製のブレーキパッドが設定されていたのか?!”という驚きもあるほど。
もちろん補修用製品もOEM製品と同じ工場のラインで生産されており、日本の自動車メーカー向けでも同様の品質管理を行っているので、自信を持ってお勧めしているという。
興味があればぜひ調べてみてほしい。

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©Brembo S.p.A

さて、そんなブレーキの今だが、広く一般からは低ダストな製品を求める要望が多いという。
スポーツ走行向けのブレーキパッドを装着した方ならわかるかと思うが、高速走行時でも安定して効く半面、ブレーキの鳴きがひどかったり大量のダストでホイールが汚れやすいという面がある。
普通の車では純正ブレーキで十分止まってくれるため、それなら変な音(鳴き)もさせず、汚れ難いものにすれば快適に走れるし、いつでも車が綺麗に見えて洗車の手間も省ける。
そう判断しての事だろう。
他にも、昔からのブレンボブランドに対する安心、信頼で指名される方も多かったり、欧州車向けチューニングパーツとしても高い人気を誇っているようだ。

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©Brembo S.p.A

そうした要望を受けてか、ブレンボの現在の人気商品なのがノンアスベストのセラミック・ブレーキパッド。
低ダストで純正+αの踏力を得られ、それでいて価格が整備・補修用ブレーキパッドと同程度に抑えられている。
手軽にブレーキチューニングが楽しめるという事で、とても好評なんだとか。
ブレンボブランドを体感してみたい方は、ぜひこちらもチェックしてみてほしい。

【リモート取材 – 文 】
編者(REVOLT-IS

【写真 – 取材協力 – 問い合わせ先】
ブレンボジャパン

編者

REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。