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学生達の手によるN2仕様KP61スターレット

コロナ過により、本来ならリアルな東京オートサロン2021で大々的に披露されるはずだったトヨタ東京自動車大学校の生徒達の手による作品達。
編者も毎年の楽しみにしており、リアルで見れない事をとても悔やんでいたが、たまたま訪れたお台場メガウェブで幸運にもその作品達に接する事が出来た。
そしてその模様をSNSに投稿したところ、これまた偶然にも、作品の一台であるKP61制作メンバーの一人であるたかちゃんさんからリプライを頂けたので、これも良い機会とばかりにリモート取材をお願いした。

往年の方なら懐かしくも感じるKP61スターレット。
今回ベース車となったモデルは1984年式で、4K-Uエンジン搭載のフルノーマル。
ちょうど制作メンバーが一堂に会した際に卒業制作で何を作ろうかと話し合っていたところ、たまたまこのKP61が近くにあった事もあり、それなら昔のモータースポーツで戦っていたN2仕様KP61を作ってみてはとの提案が上がり、それはカッコ良くて面白そうだとメンバー全員の賛同が得られ、制作を始める事となった。

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その制作期間は約4か月。
制作メンバーは6人で、各々が各パートを担当しながら作業が続けられた。

制作するうえで一番難しかった点を伺ったところ、車体の鋼板修正をあげてくれた。
ベースの塗装を剥がしたところ、やはり古さからくる錆の発生で劣化や朽ちている部分があったので、ここは錆取りをしつつ、朽ちた所はパテ埋めをしながら時間をかけて進めていった。

また外側の塗装には水性塗料が使われている。
その際、一回塗った後ではしっかり乾かす必要があるため、細かい箇所まできっちり塗っていくのが、なかなか大変だったようだ。

その他、このKP61の詳細をチェックしたい方は、ぜひこちらもご覧頂きたい。
Youtube
トヨタ東京自動車大学校

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とてもマッシブで迫力ある仕上がりとなったボディ。
昔、富士スピードウェイで開催されていたN2レースを生で見ていた方からしたら、つい昔を懐かしんでしまう事だろう。
実際、ここメガウェブへ訪れたご年配の方からも、目を輝かせて懐かしむ光景が見られた。

制作メンバーからは、卒業の思い出になった事。
鋼板修正や塗装に関してもの凄く良い経験になった事。
なにより車を見た人達から、カッコいいや懐かしいって思ってもらえた事がとても嬉しく、本当に作って良かったと語ってくれた。

そんな彼らは、来年度よりいよいよ社会人となる。
全員トヨタ系ディーラーへ就職するとの事で、ここで経験してきたを活かして頑張っていきたいそうだ。
私たちもどこかのトヨタディーラーへやっかいになった際、もしかしたらこのKP61を作った制作メンバーと遭遇する事もあるかもしれない。
商談や整備待ちの間にでも、機会があればこの話題を持ち掛けてみるのも面白そうだ。

【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS

【取材協力 – 制作メンバー】
たかちゃん

編者

REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。