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ゴムブッシュからウレタンブッシュへの交換と評価 – スーパープロ


2年前、編者の三菱FTOの足回りをチェックしたところ、ゴムブッシュの劣化が酷く、一部ねじ切れているものもあったので、思い切って全て新品に交換する事にした。
当初は純正ゴムブッシュの新品を投入しようとしたが、なんと欠品。
受注生産はしてくれるがとても時間がかかるとの事。
国内メーカーの社外品でもブッシュは生産しておらず、仕方ないから純正を待とうと思った矢先、横浜のチューニングショップ”Revolfe S.A”から思わぬ情報と提案を頂いた。
それが、今回紹介するウレタンブッシュ”スーパープロ”(SUPER PRO)の導入である。

ゴムブッシュについて簡単に説明する。
車のサスペンションの基部や連結部には、ゴムブッシュと言われるゴム製の緩衝材が組み込まれている。
主な目的はドライバーや乗員の快適性向上で、サスペンションやエンジンから伝わる振動や不快な衝撃をやわらげる狙いがある。
しかし、これが劣化すると快適性が悪化し、サスペンションの動きに狂いが生じてくる。
まっすぐ走らない、4輪が別々の方向に向いている感じ、コーナリングで急に曲がらなかったり曲がりすぎる、タイヤの偏摩耗、といった現象が起きやすくなる。
それらを防ぐため、新品に交換して以前の状態に戻す必要がある。

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さて、こちらが今回交換する“スーパープロ”
ポリウレタン製のブッシュで、ご覧の通り紫色が特徴の製品だ。
“スーパープロ”はオーストラリアのメーカーで、日本ではドゥーラックが国内代理店となっている。
聞いたところでは、オーストラリアの荒地をガンガンに走破してもほとんどへたる事はなく、それでいて快適性も損なわれないとか。
びっくりしたのが、車種設定が豊富な事。
意外な車の部品設定もあったりするので、気になった方は公式サイトをぜひチェックしてほしい。

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では取り付け開始。
今回は純正ゴムブッシュ単体をサスペンションから外して、“スーパープロ”を全て打ち込みで装着していく。
工賃はかかるが、こればかりは致し方ない。

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このようにサスペンションの基部、連結部を全て、紫色のポリウレタンブッシュへ交換して頂いた。

さて、2年間乗り続けたうえでの評価をまとめておく。
まず乗り味だが、快適性は2年前とほとんど変わっていない。
嫌な振動や衝撃もほとんどなく、取り付け当初に感じたしなやかな動きは、2年経った今でも健在だ。

取り付け前に感じた4輪バラバラに動くような感触は、2年経った今でも全く感じられない。
ペースをあげてカーブに進入しても、タイヤの動きがしっかりしている事が伝わり、自信を持って運転出来た。

そして当然のことだが真っすぐ走るようになった。
取り付け前は、直線でステアリング修正に気を使う事が多かったが、取り付け後はほとんどない。
ピロボールのようなリジット感はないが、ストリートのような荒れた路面でも衝撃でステアリングを取られにくいため、良い意味で安心感がある。

以前、某国内パーツメーカーの強化ゴムブッシュが1年でへたり、交換を余儀なくされたケースを経験した事があるが、2年経っても性能を維持している事に驚きを隠せない。
部品代も工賃もそれなりかかったが、愛車を長く乗り続けたい方ならやっておいて損はないチューニングと言えるだろう。

※本記事は、あくまで編者個人の運転スキルと感覚、考察を元に記したものです。この製品に対してこう考えているユーザーがいる、というくらいのレベルでお読み頂き、参考にして頂けたらと思います。

【文 – 写真】
編者(REVOLT-IS

【協力】
Revolfe S.A. (facebook)

編者

REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。