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UKシビックの集い

ホンダ・シビック。
“市民の”を意味するその車は、スポーツドライブを楽しみたい方からファミリー層まで幅広い世代に支持されてきた。
その時代時代の要請に合わせ、これまでに様々なキャラクターのシビックが発売されてきたが、その中にはヨーロッパで生産、日本へ輸入販売されてきたシビックもいる。
ファンの間ではUKシビック等と呼ばれ親しまれているが、そんなシビックを愛するオーナーさん達のオフラインミーティングが、ホンダのお膝元の一つであるツインリンクもてぎで開催された。

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主催はTwitterアカウントネーム”ボビー”さん
UKシビックの輪を少しでも盛り上げていきたいと、仲間達と協力しながら定期的にこのようなミーティングを開催している。
当初はボビーさんも乗っているEP型オーナーさんの参加が多かったものの、今ではその後に誕生したFN型、FK型といったシビックオーナーさんまで、それこそ全国各地から参加するまでになっている。

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今年は、新型コロナ感染拡大の影響もあり開催日のずれ込みや感染予防を優先してやむなく参加をキャンセルした方がいたものの、それでも総勢96台の参加に恵まれた。
その内訳はEP3型が39台、FN2型が24台、FK2型が7台、FK7型が11台、そしてFK8型が15台。
意外に思えたのが、最新モデルであるFK8型の参加台数が意外と多かった事と、その中に若いオーナーさんが数人いた点。
販売開始前、往年のシビックらしからぬ価格の高さに一部では批判の声もあがっていたが、やはり本当にシビックが好きで、心から所有したいと願う方は価格関係なく買うと言う事なのだろう。

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そしてこれだけの台数が集まると、ノーマルから様々な方向性へチューニング、カスタマイズを行っている車まであり、見て歩くだけでも新鮮で楽しめてしまう。
今回で言えば、EP3あたりはかなり手の入ったカスタマイズが目立ち、FK8あたりになるまではノーマルかライトチューニングに留めている車が多い印象。
まぁ新型車なだけに当然の傾向と言えるが、最近発売される車は完成度が高くチューニングは難しいと言われているだけに、果たして今後、どのような方向性が主流となってくるか興味が尽きない。

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そうこうしている内に会場内を見渡してみると、あちことでの交流やお気に入りシビックの撮影タイムを楽しまれている方々で盛り上がっている。
当日は梅雨も明けておらず雨予報だったここツインリンク茂木も、参加者の気持ちが打ち勝ったのか一日中快晴へと様変わり。
反対に熱中症に気をつけなければならない程で、シビックオーナーの熱量の高さを感じずにはいられなかった。

そんな中、何人かのオーナーさんに声をかけながら、気になったシビックを見てまわった。
そのいくつかをご紹介したい。

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タイヤ向きだしの個性的なバンパーが目を引いたEP3。
このバンパーは39自動車製で、他にはない個性を主張していて面白い。
ボンネットもFRP製に換装、足回りもMUGENで固められており、なかなか運転が楽しめそうだ。
色々と走行イベントにも参加しているようで、いずれどこかでその走りが拝めそうだ。

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よく見ると他よりダクトの多いFN2。
これは別で手に入れた汎用ダクトを、世話になっているショップさんで加工して付けてもらったんだとか。
一見するとこのようなバンパーが売ってそうでさすがプロの仕事だが、これが絶対ハマると踏んだオーナーさんのアイディアとセンスの良さが効いている。
車外バンパーを付けるだでなく、このように既存バンパーをお気に入りな形状へカスタマイズするやり方も全然有りだ。

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こちらはFK7。
オーナーさんは以前はホンダ・インサイトを乗られていたそうで、1年ぐらい前に会社の方から勧められて購入されたとか。
そこから自分好みに合うよう、現在までにアルミホイールの交換にRS-Rのダウンサス、ブリッツのマフラー、エアクリにPower Con、アース線装着と、要所要所で手が入れられている。
なるべく車本来の持つ特性、長所を殺さず、ファインチューニングで自分好みに近づけている。
乗り換え当初は大きさとパワーに驚かれたそうだがそれも直ぐに慣れ、今では日々のドライブを存分に楽しまれているそうだ。

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こちらのFN2。
残念ながら取材タイミングでオーナーさんが捕まらず、車内外の撮影だけとなってしまった。
バンパーにはダクトが備わっており、室内はバケットシートに内装を剥がされたスパルタン仕様。
サーキットアタック車両のようだが、かなり軽く仕上がっていそうだ。

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こちらのFK8。
オーナーさんはカッコよくカスタマイズされたスバルBRZを所有しているが、BRZオーナー同士の飲み会でFK8を見せられ気になり始め、実車を見にいったところディーラーマンにも勧められてどうしても欲しくなり一発奮起。
なんとBRZとFK8の二台持ち生活に踏み入れた。
苦労は多いものの車趣味に理解のある彼女さんの支えもあり、なんとかやっていけてるという。
そのFK8だが、エアクリーナーとワンオフマフラー、足回りにラルグスが装着されている。
ライトなチューニングだが、元々高性能なだけにこの車を大きく弄るつもりはなく、なにより4ドアで日常の使い勝手もよく、普段の足として多く活躍してくれてるとか。

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こちらでは、ツインリンク茂木内に併設されているホンダコレクションホール裏で愛車の記念撮影タイムがスタートしていた。
ここでは、コレクションホール裏に整備された素晴らしいロケーションを背景に愛車や仲間達との記念撮影が楽しめるようになっており、ホンダ車乗りなら一度はやりたい願う人気コンテンツとなっている。
残念ながら参加車には条件が課されるが、それさえクリアすればインスタ映えするような素敵な写真を撮る事が出来る。
気になった方はぜひ問い合わせてみてほしい。

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その後は、有志や協賛パートナーから頂けたカー用品、グッズといった景品を狙ってのじゃんけん大会へ。
お手軽なものからここでしか手に入らないような物まであり、お祭りなノリもあってかかなり盛り上がった。
こうしたミーティングでは主催とか参加者という隔たりはなく、メーカーや興行団体主催のイベントとは違った親しみやすさがある。そういった点も、ミーティングを開いたり参加したりする楽しさの一つなのかもしれない。

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そして参加者全員での記念撮影と締めの挨拶へ。
そこでミーティングの終了は宣言されたものの、せっかく来たのだからとツインリンク茂木会場内では、名残惜しむかのように仲間同士での愛車の記念撮影に興じる方で溢れていた。

さて、今年は新型コロナウイルスの感染拡大で多くのイベントが中止の憂き目にあっているが、UKシビックミーティングが開催された当時は緊急事態宣言が解除された翌月であり、まだ、毎日発表されてきた新規コロナ感染者数も少なかった事もあり、可能な限りの感染対策を行ったうえで決行された。
参加者もマスク装着から非常に協力的で、2週間以上たった現在までに感染者の連絡がなかった事からも、予防対策が功を奏したと見ていいと思う。
今年はイベント主催も参加者も感染や急遽の中止となるリスクを背負わなければならなくなったが、新型コロナ感染の終息目途が経たない現状ではイベントを決行する際、主催も参加する側もお互いが協力し合ってやっていくしかない。
そういった意味では、UKシビックミーティングが良い成功事例を出してくれたように思っている。
この場を取材させてもらい、主催や参加者全員に深くお礼を申し上げる。

【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)

【取材協力 – お問合せ】
ボビーさん
UK CIVIC MEETING

編者

REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。