OBD2(オン・ボード・ダイアグノーシス – 車の自己診断機能)の普及で車からの情報を得られやすくなった事により、チューニング・カスタム系各社から様々な対応電子機器が発売されている。
その一つ、カスタム系メーカーとして老舗のSKIPPERから、スポーツドライブ好きの心をくすぐるステアリングホイールが新たにリリースされた。
その名もパフォーマンスステアリングホイール(Performance Steering Wheel)。
特徴は、ステアリングホイール上部に配されたLEDインジケーターとOLEDモニター。
そこに、OBD2を通して得られた様々な車の情報をここに表示させる事で、ドライバーに対し的確な情報伝達を可能にする。
フロントウィンドウに直接情報を投影するHUD(ヘッドアップディスプレイ)と似たコンセプトだが、こちらは一番目に入りやすいステアリングそのものに情報表示機能を持たせているだけに、視認性はかなり高そうだ。
実際、コンマ何秒を争うモータースポーツでもこの手のステアリングホイールが普及している事からも、その性能の良さは実証済と言っていいだろう。
写真はシフトインジケーターモードでの表示だが、他にも車速、エンジン回転、スロットル開度、ブースト表示、吸気温度、油温、水温、瞬間燃費、バッテリー電圧、外気温、ゼロヨン計測、タイム計測、Gセンサーといった様々な項目を測定でき、モードを切り替える事でそれらをOLEDモニター上に表示させる事ができる。
またエンジン回転で言えば、モニター両脇のLEDインジケーターが青から赤へ点灯を始めていくシフトランプの役割を果たす。
いちいちタコメーターを見なくても、色でシフトチェンジタイミングを図る事が出来るので大変便利だ。
対応車種は、日産・GT-R(R35 MC前)とアルファードとヴェルファイア(AGH3#W, GGH3#W)となってる。
詳しくはSKIPPERまで問い合わせをお願いしたい。
【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)
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SKIPPER