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運転先からタイヤのエア圧管理ができる(TPMS) – エアセーフ

20190121_タイヤ空気圧チェック_モニタリング_エアセーフ

東京オートサロン2019ピックアップ。

いつの時代も、車とって欠かせない大事な要素がタイヤ空気圧。
適正値に保っておかないと、乗り心地、燃費、グリップなどに悪影響を与えるし、最悪タイヤ破裂(バースト)の危険さえ出てくるほどで、車の性能に強く関わっている。

そんなタイヤ空気圧。
一般的には、ホイールのエアバルブにエアゲージを直接当てて計る方法が用いられるが、昨今では、運転席に座りながらタイヤ空気圧チェックができるモニタリングシステムも各社から販売されている。
今回紹介するエアセーフ(Air Safe)もそのうちの一つだ。

20190121_タイヤ空気圧チェック_モニタリング_エアセーフ_02

各ホイールに装着するセンサーは、このようにタイヤの内側、エアバルブ部分に装着する。
ここから専用受信機へ、無線を通して情報を発進し続ける仕組みだ。
他社製品ではセンサーを外側に露出しているものもあるが、これなら走行中の破損の心配はないだろう。
ただタイヤを組み替える際に、器具でセンサーを壊さないように気をつけたいところ。
メーカー側は、専門のタイヤ・ホイールショップで装着する事を強く推奨している。

無線を飛ばすだけに、当然このセンサーはバッテリー駆動型。
その寿命は約5年で、その後使い続けるにはセンサーごとの交換が必要となってくる。
まぁ5年ならば、十分に元を取れるだろう。

20190121_タイヤ空気圧チェック_モニタリング_エアセーフ_01

エアセーフの製品は、受信器側へ表示する数値の精度、レスポンスの速さを強くアピールしている。
確かにタイヤから急激なエア漏れが発生した場合では、その状況を、1秒でも正確に早くドライバーに伝える必要がある。

早さと正確さは、ドライバーの危険リスクを下げるうえでとても大事な要素だ。

またタイヤローテーションなどでセンサーの位置関係が変わってしまっても、再学習機能で容易にリセッティングできる。

センサーのバッテリー寿命もロングライフだし、よほどの事がない限り、車の室内だけでタイヤ空気圧管理を終えられるだろう。

ただし無線でやり取りする機器である以上、受信機周辺で他に無線を発する電子機器を装着していないか、注意する必要がある。
最悪無線が混信してしまい、正常に空気圧データを受信出来なくなる恐れがある。
昨今の車にはスマホ連動機器も含め様々な電装品で溢れており、その製品数、組み合わせパターンは数えきれない。
どの機器との組み合わせでどのような影響があるかは、もはややってみないとわからない。

幸い、エアセーフでは正常に受信できないというトラブルは報告されていないが、なるべく受信機に影響が与えないような配置での取付を推奨している。

そうそう空気圧と言えば、サーキット走行派にもこのシステムは注目されている。
走行中にタイヤ空気圧が具体的にわかれば、走り方を変えることでタイヤを暖めなおしたり、タイヤをクールダウンさせるといった判断がつきやすくなるからだ。
一応本製品もレーシングスピードでの試験をクリアしているそうだが、一般公道外での使用は保証範囲外とのこと。

【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS

【取材協力 – お問合せ】
エアセーフ