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驚愕のターボレイアウト

20181208_日産GTR_R35_クルウチ_ターボ

これまでの歴史に登場したモータースポーツマシンやチューニングカーの中には、時々、今までの常識を覆すような車が登場する事があった。
その多くは成果が出ず、嘲笑ネタにされてきたりしたが、中には熟成を重ね見事に成果を出し、一躍トレンドリーダーに登りつめ、他を圧倒したものもある。

今回紹介する車は果たしてどうだろう?
先日のNISMOフェスティバルで見かけた日産・GT-R(R35)は、なんとバンパーダクトにツインターボを剥き出し配置としてきた。

”飛び石で確実にタービンブレードが壊れるぞ”
”ウケ狙いでしょ?”

そんな声が多く聞かれたこのGT-R。

なぜ、そのようなレイアウトをしてきたのか?

TwitterをフォローしてくれているチームORERA Rのメンバー井上さんからいくつか情報をもらったので、簡単にまとめてみた。

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車両制作は、三重県のカーショップCREWCH(クルウチ)
中古車販売から一般整備、ドラッグレースマシン車両制作までこなす老舗カーショップだ。

そしてR35GT-Rは、近年CREWCH(クルウチ)が力を入れて開発しているドラッグレース専用マシン。
つまり競技車両というわけだ。
もちろん一般公道を走ることはない。

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いかにもドラッグレース仕様とわかるタイヤ。
ボディパネルを構成する多くのパーツはドライカーボン製との事で、かなり軽く仕上がっていそうだ。
ワイドボディの迫力と相まってか、他のGT-Rにはない強烈な存在感を醸し出している。

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注目のターボレイアウトを見てみよう。
ざっくり言えば、半分は見た目のインパクト狙い、半分は大真面目で考えたのだという。

まず、この車はインタークーラーが付いていない。
そしてラジエターは、トランク内に移設している。
それで、ここにターボチャージャーを移設するスペースが出来たというわけだ。

肝心の飛び石によるタービンブレードへのダメージだが、まずそんなものがある場所を走らないから問題ないと、すっぱり割り切っている。
確かにドラッグレースではありえないか。。。

冷却系もドラッグレース中は問題ないそうだ。
なによりインタークーラーレス、そしてラジエター後方配置でリア寄りの重量配分とした事で、スタート時のリアのトラクションを稼ぐ事を狙っているという。

ポイントは排気の出口。
なんとエンジンルームの真下に出しているとか。
このターボ、一見すると排気を前方へ吐き出すようにタービンブレードを回しているように見えるが、排気レイアウトをどのようにしているのかが興味深い。
ターボ側へ別の排気経路をバイパスさせているか?
排気経路がコンパクトなぶん、ターボの立ち上がりはかなり良さそうに思えるが、、、

残念ながら時間がなくてそこまで見ることが出来なかったが、新たな情報がわかれば、ここに追記していきたいと思う。

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アメリカTiAL社のパーツ等でまとめられた綺麗なエンジンルーム。
まだ組みあがったばかりとの事で走行はこれからなのだが、ターゲットとする目標がまたとんでもない。
目標馬力2,000ps、目標トルクは150kgm、ゼロヨン目標タイムは7.5秒を狙っているという。

今後、この車がどこまで記録を伸ばしてくるか?
シェイクダウンから、目が離せそうにない。

【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)

【取材協力】
井上さん(ORERA R

【問い合わせ先】
CREWCH(クルウチ)

編者
REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。

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