【スーパー耐久】チームスペシャルのオーリンズ・ダンパー?
2018年スーパー耐久第5戦もてぎ。
各チームのピット・パドック模様をピックアップしていく。
2018年より参戦のチーム”フェニックスレーシング・アジア”。
ドイツの強豪モータースポーツチームである”フェニックスレーシング”と、台湾のレーシングドライバー”マーチー・リー”氏がジョイントして設立されたチームで、日本を含むアジア圏の精鋭メンバーを揃えた多国籍チームだ。
そのチームが走らせるAudi R8 LMSの足回りに注目してみた。
チューニングカーファンにも馴染みのある、オーリンズの別タンク式ダンパーが装着されていた。
バネは、ご覧の通りアイバッハ製を組み合わせている様子。
さて、オーリンズのロゴがプリントされた金色のタンクに注目してほしい。
黒字で”PHOENIX CUP”と書かれた文字が見えるだろう。
恐らく、オーリンズ側でオーバーホールした際、どのチームのダンパーか識別するために貼ってあるものと思われる。
供給する製品は同じでも、チームにより要求される性能、減衰特性、使用するバネは違ってくる。
間違ったダンパーを供給なんて事をしたら、レース成績にも影響するし信用も失墜してしまう。
ピットウォークなどの際、そういったところもぜひチェックしてみて欲しい。
【取材 –文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)
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