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RX-7の夏祭り – ロータリー魂

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今年もこの時期がやってきた。
そう7月7日だ。

例年7の数字にちなみ、この時期はロータリーエンジン搭載の名車マツダ・RX-7を主役としたイベントが、全国各地で開催されている。
その中で今回お邪魔したのは、チューニング・カスタム系RX-7が多く集まったイベント”ロータリー魂”

場所はドリフトサーキットとしてもお馴染み、千葉県は茂原ツインサーキット
今回初開催となる本イベントなのだが、主催陣はサーキット最速戦やドリフトイベントで活躍中のRX-7オーナー達が主体で、それもあってか、イベントコンテンツもタイムアタックやドリフトコンテスト系が多く、スポーツカーRX-7の走りの魅力も存分に堪能できるようになっていた。

そんなイベントの当日の模様を振り返ってみる。

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日本各地を襲っていた豪雨の影響もあり、開催日の茂原ツインサーキット周辺も雨の心配があったが、ご覧の通り予想外の快晴へ。
編者も雨や肌寒さを警戒して準備をしたものの、逆に熱中症を警戒する事態に。
そんな例年の日本の夏らしい、猛暑の中でのスタートとなった。

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この日に向けて愛車を磨きあげ、待ち望んでいたRX-7オーナーが続々と入場。
主催側スタッフもてきぱきと仕事をこなしつつ、はるばるやってきた方々を笑顔で出迎える。
中には顔見知りや友人もいるのか、久々の再会に軽く話が弾む場面も。
一人で参加された方の中には、不安な面持ちで会場入りした人もいたようだが、スタッフの笑顔対応にホッとしていたようだ。

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ミーティングエリアに集結のRX-7達。
FCやFDが大多数を含める中、SAの姿もちらほら。
様々なスタイルのRX-7がこれだけ集まるのも、こういったイベントならでは。
今回はドレスアップコンテストも開催されるとあり、雨が止んだと同時に夜なべして磨いてきたオーナーもいたそうだ。
晴れの舞台で多くの人に愛車を見てもらえる。
至福の時だったに違いない。

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ショップブースも準備万端。
マツダ車イベントではお馴染みのMZレーシングに、走り屋漫画”頭文字D”をモチーフとしたカフェ展開などで人気のディーズガレージも登場。
多くのグッズ、お土産商品を展示して来場者を賑わせていた。
当日限定の新商品や限定価格で販売される事もあるので、こちらも見逃せないポイントである。

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RE雨宮伊藤笑会といったRX-7乗りにはお馴染みの有名ロータリーショップも参戦。
他にもMADFACECar Shop LEADSCOOTPANSPEEDJuDASといった名前も会場内でちらほら。
あのタイヤメーカーGOODRIDEも協賛している。
一般主催のイベントで、これだけビッグネームが揃うのも珍しい。
チューニングカーファンにとって、この状況はかなりこたえられなかったはず。

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そしてドリフト解説には、D1GPを戦う”ドリフト侍”今村隆弘選手と松井有紀夫選手のお二人。
さらにMCには、もはや自動車イベントになくてはならない程の人気を持つ鈴木学氏を起用。
元レーシングドライバーであり、長年D1GPの実況を務めあげている事でもお馴染みだ。
車のステッカー、バイナルグラフィックやデザイン、施工を行う有限会社MSRの代表取締役の顔も持ち、今も自動車業界のさらなる盛り上げに尽力されている。
ショップだけでなく人もこんなビッグネームも呼べてしまう。。。ロータリー魂恐るべしだ。

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いよいよ走行開始。
ロータリーエンジン特有の熱ダレなどが心配されたが、ドリフトもグリップも、みな元気よく走っていた。
なにより、普段はレシプロサウンドを聴く事が多いだけに、丸1日ロータリーサウンドオンリーというのがとてもレア。
サイドポートやペリフェラルポート、3ローターなど仕様に違いはあれど、それらがサーキットで丸1日堪能できるのだ。
会場に来られた方はかなりお得だったはず。
動画を撮られた方は、ぜひ大事にとっておいて欲しい。

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茂原ツインサーキットを埋め尽くさんばかりに集まったRX-7達。
これもまだ一部。
本当に凄い台数が集まったものだ。

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サーキットでRX-7同士が熱い走りを繰り広げている頃、ミーティングエリアでは、オフ会などでよく見られる車チェックや写真撮影、オーナー同士で旧交を温めあっている方々も見られた。
やはり、自分以外のRX-7がどうなっているか気になるもの。
チューニングやメンテナンスの情報、ヒントなども得られるし、こういった場はとても良い刺激になる。
また、仲間の愛車との思い出写真をカッコよく撮ろうと試行錯誤する光景もありで、各々が思い思いで楽しまれていた。

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お昼休み前後では憧れのドリフトマシン、チューニングカーの同乗走行のセッションがあり、こちらも大いに盛り上がった。
体験走行前と体験走行後の同乗者の様子を見るのがまた面白い。

体験走行で揃えられたのは、D1車両にドリフト競技の本番車、普段は雑誌やネットでしか見た事ないようなチューニングRX-7ばかり。
こういった車の同乗走行の機会も滅多にない事。
体験できた方は本当に幸運だったと思う。

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ピットへのインアウトも含め同乗走行は計3周。
どのドライバーもお客様を楽しませようと、毎周思いっきり攻めていってくれた。
カメラ越しに助手席の方を見てみると、誰もが本当に笑顔で楽しそうで。
編者もお願いすればよかったなと、ちょっと後悔しているところ。

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さすがに発進加速の連続で水温等が厳しくなったか、水スプレーをラジエターへ吹く光景も見られた。
この猛暑では、ドライバー以上にロータリーエンジン車は本当につらい。
こういった地道なケアが非常に重要となってくる。

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こんな撮影セッションも開かれた。
ある時間だけ好きにコースに出入りし、好きな場所で愛車撮影が出来るというもの。
コース上での愛車撮影は、コース貸切でないとまず無理。
とはいえ、数分の愛車撮影のためだけに個人でのサーキット貸切は、あまり現実的ではない。

それをイベント参加者に限り、コース内のどこでも自由に撮影OKという。
このまたとない機会を参加者が逃すわけはない。
さっそくコースインし、ここだけでしか撮れない愛車写真を撮ろうと、あちこちで試行錯誤が始まっていた。
これは本当に羨ましいかぎりだ。

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その後はドリフトコンテストへ。
鈴木学氏の軽妙なMCの元、各車、午前の練習走行以上のやばい走りをギャラリーに見せつけながら、審査する最終コーナーを駆け抜けていった。
そのやばさを肌身に感じたか、練習走行の時以上に最終コーナースタンドがギャラリーで埋め尽くされていた。
中には普段、あまりドリフトを見ない方もいたようで、いつものドリフトイベントとはちょっと雰囲気が違っていた。
だけど大量のタイヤスモークとタイヤカスを浴びつつ、目を釘付けにしながら見入ったりニヤニヤする人もいれば、凄い凄いと感嘆の声も聞こえてきた。
これは、新たなファン層を得たかもしれない。


他にも、素人最速系RX-7によるガチなタイムアタックやパレードラン、浴衣来場者へのオリジナルドロップスのプレゼント企画や、景品をかけたじゃんけん大会などなど、RX-7オーナーだけでなく、同乗者でもたっぷり楽しめるようような企画が盛りだくさんなロータリー魂

残念ながら、編者のスケジュールの都合で最後までイベントにいる事が出来ず、イベントの模様をお伝えするのはここまで。
だけど、ロータリー魂のイベントの魅力はたくさん感じとる事が出来たと思う。

最初にも書いたが、全国各地では様々な嗜好のRX-7イベントが同日開催している。
初開催という事もあり、正直、集客は大丈夫なのだろうかと気にはなっていたのだが、後日情報を集めてみると、RX-7オーナーの好み、嗜好で綺麗に散らばった感がある。
例えば、走り好きな方が置き型イベントへ参加してもつまらないと感じるように、同じ車種同士だからとなんでもミーティング形式にするよりかは、嗜好に合わせたイベントへ参加できるほうが意外といいかもしれない。

そういう意味ではロータリー魂は、”とにかく走る事が好き”、”車弄りが好き”、”滑らせる事が好き”、”カッコいい車がカッコよく走るところを見るのが好き”、そんな嗜好の方々にぴったりだったんじゃないかと思う。

走り終えた方の顔を見ると、誰もがとても充実感に溢れていた。

【取材 –文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)

【取材協力 – 問い合わせ先】
ロータリー魂
やばたん安東

編者
REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。
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