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バネ下重量 の軽量化に向けた板バネ、コイルばねの追及 – 日本発条(ニッパツ)

20180603_人と車のテクノロジー展_日本発条_スプリング_バネ下重量

バネ下重量 を少しでも軽くしたいがため、多くの部品メーカーでは自社製品のアップデートを進めている。
その一つ、日本発条(ニッパツ)ブースでは、軽量化を狙ったスチール製、ガラス繊維製、カーボン製の板バネと、カーボン製、中空バネ、スチール製のコイルばね等を展示してきた。

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まずは板バネから。
上からスチール製、ガラス繊維製、カーボン製となっているが、面白いことにバネ定数は全て同じという。
会場で持たせてもらったが、スチールとガラス繊維はズシリとくる重さだったのに対し、カーボンは重さをほとんど感じなかった。

ちなみに、現在も板バネはトラックや一部商用車で使われており、あのシボレー・コルベットでも採用されているという。

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次はコイルばね。
写真左からカーボン製、中空バネ、スチール製で、こちらもバネ定数は全て同じとの事。

これも実際に持ってみたが、結果は板バネと同じ。
カーボン製は本当に軽かった。
恐らく一般の車でも、バネ交換による性能の変化が実感できるように思う。

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他では中空スタビライザなど、性能を維持しつつも従来より軽量なバネ開発に積極的に取り組まれている。
開発コストの問題等でカーボンバネの普及には時間がかかりそうだが、市場への登場が非常に楽しみだ。

【取材 –文 – 写真】
編者(REVOLT-IS

【取材協力 – 問い合わせ先】
日本発条(株)