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リビルド車部品の品質・保証期間アップへ – 信越電装

20180526_人と車のテクノロジー展_信越電装_リビルド_オルタネータ

昔に比べ、リビルド部品を扱うメーカーが近年かなり目立ってきている。

古い車が好きだったり愛車を長く維持していきたいと思う方にとっては、とてもありがたい環境が整いつつある。
なにより、新品の半値近い価格で質の良い部品を買えるのが魅力的。
下手に怪しげな中古部品を買う事を考えるくらいなら、リビルド部品はぜひ選択肢に入れておきたいところ。

そんなメーカーの一つ、長野に本拠を置く信越電装では、オルタネータ―(発電機)やセルモーターを中心とした部品の再生、販売を手掛けているという。
人とくるまのテクノロジー展2018でお話しを伺ってみた。

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並べられている製品はどれも新品と見紛うばかりの物ばかり。
だがこれらは紛れもなくリビルド部品達。
長野の工場へ運び込まれた中古部品を修理、再生して仕上げたものだそうだ。
かなりの在庫があるそうで、全体の97%がいつでも即日出荷できるよう管理されているという。
それらの部品保証は、走行距離にして約2万4000kmほど。
以前は1万kmくらいにしていたそうだが、あまりに壊れないという事で、先ごろ倍以上に引き上げたという。
信越電装の品質の確かさがわかるエピソードだ。

20180526_人と車のテクノロジー展_信越電装_リビルド_オルタネータ

素人目で見て使えないように思えるオルタネーターとセルモーターの山。
だが信越電装にとっては大事な資産の山。
こうした中古部品や壊れた部品が全国から集められるという。

ここから始まるのが各部品の分解とチェック。
どの部分がどこまで使えそうかを入念に調査、検証をしていくという。

そうして分解、吟味された結果、何割かの新品交換や修理で再生できるものはリビルト工程に回される。
もちろん一番大事で安全に関わる個所については、状態関係なく全て新品交換が基本となっているとか。
あと部品単体でのリビルトが不可能と判断されたとしても、他の部品から良いところを集めて組み合わせる、いわゆるニコイチ、サンコイチにしてリビルト工程に回す事もあるそうだ。

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リビルト工程では、事前調査、検証を経て揃えられた各パーツを入念に組み上げて元通りにしていく。
基本は手作業で、熟練工員の手でしっかり確実に作業されているとか。
その後、量産車試験と同様の品質試験を経て、これなら問題なしと合格を得られたものから順次市場へ送り出している。
先に書いた即日出荷率97%の数字から見ても、かなり厳しい品質試験を課している事が伺える。

海外とも取引があるようで、その事からも対応する車種ラインナップもかなり広そうだ。

そんな信越電装が手掛けるこれらのリビルト部品は、部品卸業者だけでなく、個人でも購入対応に応じてくれる。
興味がある方はぜひ問い合わせてみてほしい。

オルタネータ―やセルモーターといった電装系は、車にとって大事な部品の一つ。
ケチらず良い物を導入していきたいものだ。

【取材 –文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)

【取材協力 – 問い合わせ先】
信越電装

編者
REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。
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