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ポルシェから部品が買えない? – クレフモータースポーツの当たり前の努力

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最近こんな話を聞いた。
”ポルシェから部品を買えなくなった。”
”ポルシェの修理に困っている。”
どうも2018年3月頃から、ポルシェジャパンや国内正規販売店から純正パーツや正規品を卸してもらえなくなったという。
そのため、これまでポルシェの点検整備、チューニングを請け負っていた修理工場やカーショップの中には、対応に苦慮してる所もある。

その現状に対して、横浜市都筑のポルシェ系チューニング・メンテナンスショップ”クレフモータースポーツ(CREF MOTORSPORT)”が快く取材に応じてくれた。

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クレフモータースポーツ
2001年からポルシェチューニングを開始し、以降、ポルシェカレラカップといったモータースポーツへも参戦しながら、技術と実績を磨き続けてきた。
現在は様々なニーズを持つオーナーに応えようと、サーキットイベントの開催、ドライビングレッスンや技術的サポート、プロテクションフィルム(PPF)やカーラッピングの施工まで、幅広いサービスを展開している。

そんなクレフモータースポーツ
今回の件はかなりの痛手では?と思っていたところ、実際はそうでもないようだ。
と言うのも、ポルシェジャパン以外にもパーツの仕入れルートやネットワークを国内外に多く持っており、今回はその一つが潰れただけ。
他のルートやネットワークを上手く活用しながら、以前とほとんど変わらないサービスが提供出来ている。

そうなると気になるのが納期や価格面。
一部ルートでは業販価格の値上げもあったようだが、納期は全体的に見てそんなに時間がかかっている様子はない。
例えばドイツ本国からでも、最短1週間で部品が到着した事もあったという。

また同じパーツを買うのでも、なるべく納期が遅れず一番良い値段で、良い組み合わせで仕入れられるルート、輸入方法をその都度選択しながら行っており、物や組み合わせによっては国内で買うより安く済むケースもあるそうだ。

クレフモータースポーツは並行輸入も実績豊富で、純正部品だけでなく、国内では聞きなれないアフターパーツメーカーの製品も多く取り扱っている。
ここでしか持っていない部品、ここでしか出せない価格のパーツもあるそうで、思い切って相談してみると、他にはない最適なプランを提示してくれるかもしれない。

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クレフモータースポーツを訪れる多くのお客様は、部品供給の環境変化があった事に気づいていないか、いても気にも留めない方ばかりという。
これはクレフモータースポーツへの信頼の現れであり、これまで通りの当たり前なサービス提供を続けている企業努力の賜物と言えるだろう。

”何も言わなくてもここならなんとかしてくれる。”

そう言い切れるほど、お客様との信頼関係が築けているからこそだと思った。

そういえば取材中、お客様が何名か来店されていたが、クレフモータースポーツの社長さんやスタッフの方々と、世間話を交えながら楽しく談笑されている光景が見てとれた。
その会話も、他の国産系ショップでも展開されるような話ばかりで、外車だからと特別な事は何もない。
実際、編者も国産チューニングの浅い知識しか持ち合わせていないのだが、取材中もまるで同じ車好き同士で会話しているかのようで楽しくなり、つい話が長引いてしまった。

こうしたお客とのコミュニケーションも、クレフモータースポーツの魅力をさらに高めているような気がする。
愛車を長く乗っていく。
楽しいチューニングカーライフを過ごすには、専門ショップとの密接な付き合いは欠かせない。
現状に不満を持つポルシェオーナーさんは、ぜひ一度訪れてみてほしい。

【取材 –文 – 写真】
編者(REVOLT-IS

【取材協力 – 問い合わせ先】
クレフモータースポーツ