SUPER GT 2018 – GT500、GT300マシンを比較
SUPER GT の現在だが、ドイツツーリングカー選手権(DTM)との統一を見越した共通シャシー、JAF GTにFIA GT3、マザーシャシーといった様々な車種が入り乱れている。
さらに、同じ車名がGT500、GT300それぞれへエントリーしている状況やレギュレーションも含めると、レースを楽しむにはそれなりの理解が要求されてくる。
そうした事をつらつら書くとキリがないので、今回はあえて車両規則、レギュレーションへの言及は脇へ置き、単純に見た目で比較、考察をしてみた。
車種は日産GT-R、レクサスLC500(RCF)、ホンダNSX。
日産・GT-R。
GT500は、もはや別の車という印象で、フロントオーバーハングが低く見える。
GT300のほうが市販車に近い。
ボンネットダクトやカナードも、このようなチューニングカーをよく見かける。
GT500のほうが平べったく、無駄なぜい肉をそぎ落とし絞りこんだ印象を受ける。
サイド出しマフラーの違いは、エンジン違いや空力開発の違いだろうか?
ホンダ・NSX
GT500はズングリしてて、GT300はすっきりした印象。
他メーカーと比べて、シルエットはそんなにかけ離れていない。
ただドライバーポジションは、GT500のほうがセンター寄りにオフセットされている。
マフラーは一般的なリア出し。
これはリアエンジンだからだろう。
G触媒らしきものも見える。
他のマシンに比べ、ダクトも多く大き目な印象を受ける。
さらにGT300には、ルーバーまで備えている。
レクサスLC500(RCF)
車種名は違うが、今回は敢えて比較対象にした。
RCFはずんぐり、LC500はゴテゴテしているように見える。
GT300マシンのリアウイングは、他車とは違いスワンネックウイングのようだ。
フロントエンジンのため、マフラー出口はGT-Rと似た配置となっている。
GT500はすっきり。
GT300は、GT500に近いシューボックス形状となっている。
どちらかというと、GT300のほうがダクトが多めに見える。
【文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)