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AE86にEJ20、ロードスターに1JZ-GTEのエンジンスワップ


東京オートサロン2018 取材記事。
今回は、WIZ 国際情報工科自動車大学校の学生達の手で制作されたEJ20エンジンを載せたトヨタ・スプリンタートレノ(AE86)と、1JZ-GTEエンジンを載せたマツダ・ロードスターの2台を紹介する。

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遠目から見るとN2ボディ仕様のよく見るAE86だが、エンジンルームに見えるのはスバル・インプレッサWRX用のEJ20ターボ。
この水平対向エンジンを、AE86の心臓部として収めている。
多くのエンジンスワップ事例があるAE86だが、水平対向エンジンのケースはまず見かけない。

一見、綺麗に収まってはいるが、お手本がない中での未知のエンジンスワップ作業なだけに、かなりの試行錯誤が繰り返されたに違いない。
エンジンだけでなく、ミッションも水平対向エンジン専用のものへ変更しており、駆動系も含め最適化が図られている。

エンジンパワーは280馬力。
AE86の軽量ボディと組み合わさる事で、とても刺激な車になっていそうだ。

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競技車両のような雰囲気を感じさせる超スパルタン仕様の内装。

インパネは必要最低限のメーターやスイッチ類でまとめ、バッテリーはドライバッテリーへ変更して内部へ。
ロールケージも剛性がしっかり取れるよう、細かく張り巡らせている。

興味を惹かれたのが、水平寄りにマウントされたダンパー。
やはり独自制作のロッカーアームで減衰をコントロールする仕組み。
水平対向エンジンのインパクトに隠れがちだったが、こちらも凝ったサスペンション形式で注目に値する。

メリットは車高を落としつつ、ダンパーストロークを多く稼げるといったところか?
どのような乗り味なのか、とても気になる足回りだ。

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次はARIOSオリジナルのエアロキット装備のマツダ・ロードスター。
まさかチェイサー、クレスタ、マーク2系の1JZ-GTEエンジンを載せてしまうとは。

ロードスターの事例と言えば、上位グレードのエンジン換装、または過給機チューニングが一般的。
このエンジンスワップ事例は世界初じゃないだろうか?
ちなみにエンジン自体は70スープラ用だそうで、ゼロヨンレース向けのターボチャージャーが装着されていたものという。

もちろん簡単にボルトオンというわけにはいかない。
フレームをぶった切り、専用のエンジンマウントを新造。
エンジンルームを大きく作り変えている。
シャフト類や配線もそのままでは全く合わないので、加工、引き直しなどを行っている。

本当はボンネットを閉めて綺麗に隠れるようにしたかったようだが、エンジン自体が大きくはみ出してしまったため、ボンネットを一部カットしてはみ出し部分の逃げを作っている。

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細部のアップ。

新造したフレーム。
剥き出しのタイヤが、エンジンルームの加工度合いを物語っている。
エンジン内部にもロールケージが張り巡らせれており、弱くなったフロントオーバーハングの剛性を補おうと工夫しているようだ。
エキゾーストも独特の位置へ出口が向いている。

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室内に目を向けてみる。
先ほどのAE86ほどではないにしろ、スパルタンな匂いがプンプン。
細かくロールケージを張り巡らし、剛性もしっかり確保。
軽量化も、元々が軽いロードスターなだけに、ポイントを効かせた軽量化対策でも十分だろう。

【取材 –文 – 写真】
編者(REVOLT-IS

【取材協力 – 問い合わせ先】
Wiz 国際情報工科自動車大学校

編者

REVOLT-IS立ち上げの発起人。サーキット走行会や草レースなど経験が豊富で、スポーツ系チューニングやセッティングに強い関心がある。 サーキットやストリート、ドリフトなどの走りのイベントへ積極的に顔を出しながら、カメラを構えつつ様々な考察をする毎日。