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NATS日本自動車大学校 のカスタムカーにF4マシン

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NATS日本自動車大学校 の学生達が手掛けた日産・エルグランド、トヨタ・カムリ、ミニ・クーパー、トヨタ・ヴェルファイア、トヨタ・MR-S、日産・フェアレディZのカスタムカー、F4マシンが、東京オートサロン2018 会場で披露された。

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昭和暴走族、街道レーサー世代にはニヤニヤもの。
日産・エルグランドをベースとした、その名も”NATS ブギ☆グランド”。
名前からして漫画”シャコタン☆ブギ”を意識したのかも。

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一見、Toyota GAZOO Racingの車両のように思えたこちらの一台。
トヨタ・カムリをベースにピックアップ・トラックへカスタマイズした、その名も”NATS CAMRY”GTU”。

モチーフはオーストラリアの自動車メーカー「ホールデン」のユート
低くシャープなボディラインが魅力のトラックで、国内にもファンが多い事で知られている。

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US仕様へフェイスリフトされているが、その苦労の跡を担当者が指さしてくれた。
よく見ると、ボルト穴がズレている。
合わない部品同士を接合しようというのだから、当然このような事もありえるが、高い完成度だった事もあり、誰も気づいてくれないと担当者は嘆いていた(笑)

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車両提供元が真っ青になったのでは?と心配になるくらい潔くカットしたリア周り。
荷台まで忠実に再現している。

トランク内部は黒で統一しており、半円状のボックスが設置されていた。

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こちらはミニ・クーパーベースの”NATS MINI REBORN”。
未来的な中にも、どこか懐かしさも感じさせる一台。

ビーバーのようにも見えるその車体、フロント周りはロングノーズに仕立てている。

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鉄板部分も含め綺麗に仕立てている。
このアングルで見ても、歪みらしきものは見受けられない。
タイヤホイールはフルカバーされていている。
エアサスも備えているようだ。

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外観は大胆なカスタマイズのわりには、室内はミニ・クーパーそのもの。
レザーは張り替えられている。

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トヨタ・ヴェルファイアをピックアップ・トラックへカスタマイズした”NATS VELLFIRE PICKUP”。
SUV部門の最優秀賞を得ている。

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大胆なリフトアップは、このようになっている。

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デフのマウントには、専用のマウントフレームが新設されている。
サスペンションジオメトリーも適正な状態となっているようだ。

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ダンパーのアップ。
リフトアップに合わせてマウント部も作り直している。

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たまたま通りがかったとき、女性の来場客から”可愛い~!”という声を聞いたこちらの一台。
ミニ・クーパーをベースにカスタマイズした”NATS Stylish Stance”で、近年流行りのスタンス系カスタムが随所に施されている。
この車高はエアサスによる効果のようで、それにより、拡張したフェンダーへタイヤ・ホイールが綺麗に収まるようになっている。

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個人的に気になったマフラー。
ワンオフ制作との事で、車のフォルムに上手く調和している。

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室内はロールケージを備えており、清潔感ある白で統一。
黒のバケットシート、キッカーのスピーカーが良いアクセントになっている。

メーター周りやステアリングには、ピンクのアクセントが施されていた。

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こちらは、トヨタ・MR-Sをベースに往年の名車、レーシングカー”フォード・GT40”をイメージした”NATS GT40-PS”。
全長は約500mmの差、全幅も約80mmの差があるMR-SとGT40だが、GT40のフォルム、イメージは全く崩していない。
外装の多くは、自作FRPパーツで作りこまれている。

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マフラー出口も、GT40に拘った位置へ配置。

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室内は、GT40が走っていた時代に合わせたシックな感じにまとめられている。

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日産・フェアレディZ S30を学生がレストアした”NATS Fairlady Z S30”。
元がかなりくたびれていたが、240ZのGノーズまで綺麗に仕上げられている。
タイヤ・ホイールは、当時の定番であるワタナベとアドバンタイヤをチョイス。

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この時代の車は劣化やヤレが酷く、かなりの部分で作り直しや別パーツへのスワップという手段を取りやすいが、こちらはオリジナルを上手く生かしている。
内張りも綺麗に補修されているようだ。

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前述の通り、モータースポーツへも積極的に挑戦しているNATS
自動車業界の次代を担う人材育成のため、F4レースや、こちらの学生フォーミュラへも毎年参戦している。
東京オートサロンでは一年を通した活動の成果が披露された。

【取材 –文 – 写真】
編者(REVOLT-IS

【取材協力 – 問い合わせ先】
NATS 日本自動車大学校