オートモビルカウンシル 2024 – 茶道を伝えるアメリカ横断の旅へ

オートモビルカウンシル 2024 取材記事。
着物の女性がお茶をたててくれる抹茶スタンド「ONE WAN（椀）」に立ち寄ってみた。

ONE WANとは、おもてなし担当の”なな”さん、サポート担当の”めい”さんのお二人が運営する団体で、車でアメリカ大陸を走りながら、お茶を振る舞っていく旅を目標に掲げている。
今回はそのPRも兼ねた出展で、会場では主に”めい”さんが接客と給仕を、着物を着た”なな”さんがお茶をたて、それに合う和菓子を用意してくれた。

そんなお二人が掲げる計画だが、ニューヨークからシアトルまでの約3,600マイル（約5,800km）を走りながら、道中で日本式のお茶会を開催していく。
現地の人に気軽に楽しんでもらいつつ、日本文化とお茶を通したコミュニケーションの輪を広めたいとしている。
それだけに、お茶会も着物を着ての茶道スタイルに拘るようで、お茶釜や畳までも用意するという。

お茶をたてる”めい”さんは裏千家茶道16年の経歴を持っており、作法、味については申し分ない。
そこへドライブや準備、給仕等を”めい”さんがサポートする事で、日本文化としての確かなお茶が出せるよう考えられている。

出発は2026年の春頃を予定。
アメリカをはじめ、海外では日本文化に関心を持つ方も多い。
今回の旅が、どのような反響を呼び起こすか楽しみだ。

ちょうど休憩を考えていたので、お品書きの中から茶ラテとお菓子のセットを注文。
味わってみたのだが、以前、京都旅行で堪能したお抹茶と同じような味わいで、とても懐かしく感じた。
お菓子のほうも、外側につくきな粉が良いアクセントになっており、抹茶の美味しさを引き立てていた。

【取材・文】
編者（REVOLT-IS）
【取材協力】
ONE WAN (instagram , facebook)
オートモビルカウンシル