車載ソフトウェア内製化に合わせた支援【オートモーティブワールド2024】
自動車開発には様々なパートナー企業が関わっているが、その関わり方も時代に合わせて変化しつつあるようだ。
様々なICT(情報通信技術)サービスを手掛ける(株)CECでは、自動車メーカーが推進する車載ソフトウェアの内製化に合わせ、そのサポート、技術支援を行っている。
その一つが「Automotive SPICE/ISO 26262 機能安全規格プロセス導入支援サービス」。
Automotive SPICEとは車載向けソフトウェア開発プロセスのフレームワークで、ISO 26262は自動車の電気、電子に関する機能安全の国際規格を定めている。
これらは、安全かつ信頼性の高い製品を市場に送りだすべく、それまで曖昧だった開発手順、手法、考え方、基準、枠組みを取りまとめたもので、ヨーロッパを中心に多くの自動車メーカーで導入されている。
近年、各自動車メーカーなどでは、これまで外注していた開発の内製化が進んでおり、それに伴いAutomotive SPICE/ISO 26262 の導入需要が高まっているという。
しかし内容の理解が難しく、状況によってはそのまま導入出来ないなどの問題が起こっている。
そこでCECでは、プロセス診断、組織プロセス構築支援、テーラリング支援、フィッティング支援、伴走型開発支援、アセスメント監査対策という各種サービスを用意。
これらサービスを組み合わせる事で、現場に合った柔軟な導入を促進したい考えのようだ。
※本展は業界関係者のための商談展です。一般の方はご入場できません。
【取材・文】
編者(REVOLT-IS)
【取材協力】
(株)CEC
第16回オートモーティブワールド
会期:2024年1月24日(水)~26日(金)
会場:東京ビッグサイト
主催:RX Japan株式会社