同じパーツでもOEMより純正部品の価格が高いケース
こちらは、アウディのある車のエンジンに使われているバルブ切り替えユニット。
例えばこれが壊れてしまった場合、普通なら新品の純正部品に交換となるが、実は中身が全く同じで、他メーカーで価格の安いOEM品があると知ったら、あなたならどう思うか?
写真上が純正部品。
写真下が部品メーカー「RHEINMETALL」のブランド「PIERBURG」が販売しているOEM品だ。
7.22880の表記が部品番号となっているが、ご覧の通りどちらも同じ。
実際、二つとも同じ工場で生産されている。
それなのに、価格はOEMのほうが安いという。
日用品や食料品ならともかく、車で特に輸入車となってくると、余程の車好きかマニアでないとこの事に辿りつくのは難しいと思える。
知らない人なら迷う事なく純正を選ぶだろう。
理由として考えられるのは、販路の違いや仲介業者の数、広告宣伝費の大小といったところか。
今回はアウディをピックアップしたが、実はこうしたケースは他でも多くある。
ブランドに拘りがないなら、修理は可能な限り安く済ませたいもの。
何かを修理する際は専門ショップへ相談するか、同じ車に乗る知り合いに聞いたり自分でも調べてみる事をお勧めする。
【取材 – 文 – 写真】
編者(REVOLT-IS)