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AE86 Meetingin 榛名山2023 レポート

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今年で生誕40周年となるAE86カローラレビン/スプリンタートレノのオーナーズミーティングが、GWの5月3日に、頭文字Dの聖地でもある群馬県の榛名山で開催された。

老若男女問わず、今でも幅広い世代に愛されている名車が全国から集結。
快晴の空、榛名の素晴らしいロケーションをバックにオーナーさん同士、思い思いに楽しい時間を過ごしていた。

そんなイベントの模様を振り返っていこう。

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会場は、榛名湖の多目的広場駐車場。
当日は関越自動車道のGW渋滞に巻き込まれ、2時間近く遅刻したが、それでも会場に着いてみると、駐車場のほとんどがAE86で埋め尽くされていた。
話を聞いたところ、事前に150台ものエントリーがあったという。

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参加内訳を見てみよう。

レビンとトレノの割合は若干トレノが多め。
カラーリングは定番のパンダが多めなものの、その他のカラーも3割くらいいた。
そしてチューニングや楽しみ方の傾向で見ると、ノーマル+ストリートが4割、シャコタン+カスタム派が1割、ドリフトとタイムアタックが残り半々といった印象。
旧車オーナーによくある傾向が、AE86でも感じとれた。

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ナンバープレートを見るとやはり関東圏が多いものの、意外と遠方からの参加者も目立つ。
特に北海道・東北エリアから1割、関西から西よりお越しの方が3割といったところ。
榛名山がAE86や頭文字Dの聖地である事、遠出しやすいGW開催とした事、なにより主催者への信頼がこうした層の参加に結び付いたように思う。

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ウイングをテーブル代わりにお弁当を頂く。

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AE86にちなんだTシャツでキメテこれらた方

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子供の日も近いという事で鯉のぼりの姿も

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レゴブロックのイニD車をディスプレイ家族連れで乗って来られた方もいたのでお話を伺ってみたが、”後部座席は頭が当たりやすい”、”エアコンが効きづらく夏がつらい”、”家族で長距離は厳しい”との厳しめな意見。
反面”両親が楽しそうで良かった”、”家族で旅行出来て楽しい”という声もあり、家族の理解があってこその車趣味だなと感じた。

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こちらはショップ、企業ブース。
当日はGarage INFINITYレーシングサービスワタナベWorkshop REVIVERFK’S FACTORYLOVCA OILルマーブルと、AE86乗りに馴染みなブランドやAE86スペシャリスト、SNSで人気のショップが集まった。
カッコデモカーやショップで仕上げられたオーナーカーも展示され、多くの方がブースに訪れていた。

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ガレージインフィニティで仕上げられたオーナーカー

最期に主催者を紹介しておこう。
このイベントを企画したのは、企業ではなく個人のAE86オーナー”はま”さん。
普段の仕事やプライベートの合間を使い、付き合いのあるショップや仲間達と協力しながら、ここまでのイベント開催を実現してみせた。

特筆だったのが、参加者や出展者へマナーの徹底を呼び掛けていた点。
近年、イベント会場での騒動やルール無視、ゴミの放置、近隣住民への騒音苦情が問題になっていたが、今回は事前に作成したルールを展開しつつ、参加車へマフラーの音量制限をお願いをしたり、会場内では騒ぎを起こさないよう、スタッフと連携しつつ気を配っていた。

また出展社に気を配りつつ、出来るだけ多くの参加者と交流しようと、笑顔で回られていたのも良かった。
出入りも不自由なくそれ程待たされる事もなく、多くの参加者はストレスなく楽しめたのではないだろうか?

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たまたま観光などで立ち寄った方々も、感嘆の声をあげながら楽しまれていた。

残念ながら一部参加者でマナー違反があったものの、多くは”みんなで集まれる場所を守ろう”とばかりに協力的で、そのかいあってか、会場外から覗いていた観光客からはこんな声が聞かれた。

「なんだかわからないけど同じ車がいっぱいで凄いね~」
「主人が昔乗っていたのよ~」
「さっきバスから見てましたよ」
「これイニシャルDのやつ?一緒に写真撮りた~い」
「カッコいい!!」

対応次第でこのように好意的に受け止められるわけで、これから仲間同士でオフ会を主催する方がいるなら、ぜひ参考にして頂きたい。

【取材/文】
編者(REVOLT-IS
【取材協力】
はまさん