Search for:

地方のEVインフラ拡充を支援する大豊産業

2023_地方_EVシェア_大豊産業
ブースに展示の水に浮く車FOMM ONE

インフラやエネルギー事業を推進する香川の大豊産業株式会社では、地方へのEVの普及推進に取り組んでいる。
今回はその取り組みの中で、EVカーシェアリングの「eemo【イーモ】」と、公用車EV化支援サービス「Flemobi【フレモビ】」を紹介する。
どちらも情報の少ない地域に見合ったものとなっている。

eemo【イーモ】

ニーズに合わせて、4つのシェアリングメニューが選択できる。

最初はクローズドシェアリング。
こちらは企業・行政内で車をシェアするメニューで、社用でも私用でも利用できる。

次はセミクローズドシェアリング。
こちらは複数の企業または行政同士でシェアするメニューで、例えば曜日によって、利用先を変えるといった運用が出来る。
その際のキーの受け渡しは不要との事。

次はセミオープンシェアリング。
こちらは企業・行政と一般でシェアするメニューで、例えば会社が休みの日に、地域住民に貸し出すといった運用が可能。

最期にオープンシェアリング。
こちらは一般利用向けのシェアメニューで、入会後は24時間、誰でも利用できる。
利用料金は、15分264円から。
これには対人、対物、車両といった補償も含まれており、さらに事故など、トラブルがあった際の対応費用を免除する安心サポートメニューも別料金で用意されている。

これらメニューに共通する特徴として、車両、充電設備、予約管理アプリ、その他必要な部品、がワンパッケージで提供される点にある。
もちろん、保守・管理、設備設置までもトータルサポートするとの事。
また充放電も、太陽光発電を併用した効率の良いマネジメントシステムを確率しているため、導入から運用コストまで大幅に削減できるという。

Flemobi【フレモビ】

こちらは企業・行政向けサービスで、EV導入に向けたコンサルティング、インフラ設計支援、車両と管理システムの提供、利用状況の分析と運用改善までをワンパッケージで提供する。
馴染みの薄いEVだと、日常の運用や管理、ランニングコストなどわからない事だらけなはず。
また、ゼロから自社でやろうとすると、学習コストだけでも余計にかかってしまう。
それなら、信用のおける専門業者に任せてみるのが効率的だろう。

社会事情もありEVの導入を検討されているなら、一度話を聞いて、要望をぶつけてみるのもいいかもしれない。

【取材・文】
編者(REVOLT-IS
【取材協力】
大豊産業株式会社