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自動車用ベルトは、ひび割れより摩耗度合いで寿命を判断

20230406_三ツ星ベルト_自動車_タイミングベルト_劣化_摩耗

ガソリンエンジンに無くてはならないタイミングベルト。
それを専門に開発する神戸の三ツ星ベルト株式会社では、その寿命、交換時期について、ひび割れといった劣化以上に摩耗状況に注意するよう呼びかけている。

昔の感覚だと、メーカーの目安とする走行距離になったか、ひび割れ具合を見て交換を判断しがちだが、近年は素材が変わったことで、その傾向は大幅に減っているという。
それより、ベルト本体や歯の摩耗で寿命が先にきてしまうようだ。

20230406_三ツ星ベルト_自動車_タイミングベルト_劣化_摩耗_01

三ツ星ベルトが交換目安とする走行距離は3万5,000km。
その他、詳しい情報は以下リンク先で公開している。
車を所有する方は誰もが関係する事なので、ぜひチェック頂きたい。

タイミングベルトの交換時期について

20230406_三ツ星ベルト_自動車_タイミングベルト_劣化_摩耗_02

とはいえ、いざチェックしようにもプロならともかく、一般人には判断基準がわからない場合もあるだろう。
三ツ星ベルトがブース出展していた展示会では、写真のような歯型の測定ゲージをノベルティで配っていた。
これをベルトに押し当てる事で、摩耗状態が手軽にわかるという。
近いうちに試してみたいと思う。

【取材・文】
編者(REVOLT-IS
【取材協力】
三ツ星ベルト株式会社