3年ぶりに、あのニスモフェスティバルが富士スピードウェイに帰ってきた。
いよいよ冬本番を迎えそうな寒さを感じる12月だが、会場へは、コロナ過でお預けをくらっていた日産/NISMOファンが大挙して押し寄せた。
その模様を4部構成で振り返っていく。
今回はパート1。

早朝から快晴、過ごしやすい気温とまさにイベント日和となった富士スピードウェイ。

すっかり雪化粧の富士山をバックに、早くも会場は来場者の熱気とエキゾーストサウンドに包まれていた。

オーナーズパレードから帰ってきたノートニスモ

昨年発売されたオーラNISMOもかなりの台数が参加していた。
当日は早朝から富士スピードウェイ周辺が大渋滞。
ファンの期待の表れとも言えるが、そのため、早朝からサーキットコースで行われていたNISMO車によるオーナーズパレードを見る事ができず。
写真はパレードから帰ってきたNISIMO車の専用駐車場の様子だが、時代背景を感じさせるラインナップに見えた。

NISMOスタッフさんが熱心に「Club NISMO」を紹介してくれた。

日産/NISMOのファンクラブ「Club NISMO」の入会受付ブース前
日産/NISMOのファンクラブ「Club NISMO」。
日産車オーナー、そしてモータースポーツファンなら垂涎の特典が得られるとあってか、毎年会員を増やし続けているという。
ここ富士スピードウェイ特設ブースでも多くの方が訪れ、説明を受けていた。

新型RZ34フェアレディZイヤーの年にZ33、Z34のレースカーも再び登場。

東京開催も決まり注目が高まるフォーミュラEマシンと電動レーサー「リーフ」NISMO RC

チューニングカーファンに根強い人気のJTCC車両も展示

GT4カテゴリー向けに専用開発されたRZ34フェアレディZのレーシングカー。
残念ながらコクピットは撮影NG。
サーキットコースではZ-Challengeや、ヒストリックカーエキシビジョンレースが行われている中、ピット内には名勝負を繰り広げた日産/NISMOのモータースポーツ車両がずらり。
お昼の走行に合わせて暖気が始まると、柵の向こう側では人垣もずらり。
EVが注目される昨今だが、昔も今も、レーシングカーにエンジンサウンドは欠かせないエッセンスと言える。

今年の3月に亡くなられた、元レーシングドライバーで日本のモータースポーツ界のレジェンド”高橋国光”さんを偲ぶファンの寄せ書き。

本イベントでは高橋国光さんの思い出を振り返るメモリアルランを企画。

所縁のあるマシンや過去の写真、歴史を振り返るパネルが展示されていた。

メモリアルランでは、高橋国光さんの”愛弟子”土屋圭市さんが一緒に戦ったグループA R32GT-Rをドライブした。