世界第3位の生産量を誇る工具メーカー「グレートスター」 – ツールジャパン2022
様々な工具が集まる日本最大級の展示会「ツールジャパン2022」。
今回は、多くの工具ブランドを抱えるグレートスタージャパン株式会社を紹介する。
世界中に多くの工具メーカーが乱立する昨今。
今や作業行程でも、漏れなく対応する工具が存在する。
近年は使いやすさや品質の向上、整備性、コストダウンに拘った開発がなされており、さらにスマホやPCとの連携、工具のサブスクといった付加価値の開発にも力を入れているところもある。
そんな群雄割拠な時代に自社製品を送りだすグレートスタージャパン。
中国を基点とするグレートスターグループの一員でもあり、工具やiDigというマシンガイダンスシステム、インフラマネジメントの3本柱で事業を展開。
世界第3位の生産量(アジアでは最大)を誇り、中国、アメリカ、ヨーロッパ、南アジアの各地に大型の開発、生産拠点を構えている。
こちらの工具は複数のオリジナルブランドで分けられており、用途に合わせて差別化。
企画、開発、製造、生産、流通まで一貫して行っており、さらにOEMやODMまで請け負うという。
今回の展示会で着目した工具ブランドの「WORKPRO」。
単純なドライバーやレンチだけでなく、マルチツールなどアイディアに溢れた製品が揃っている。
AmazonなどECサイトでは多く見かけるが、店舗販売については現在、国内の販路を開拓中との事で、専門店で見かけるのは少し先になりそうだ。
グレートスターの工具は国内でも指名が多く、前述の通販サイトで直接購入する方もいるほど。
工具の買い替え時は、選択肢の一つに入れてみるのもいいかもしれない。
【取材・文】
編者(REVOLT-IS)
【取材協力】
グレートスタージャパン株式会社