次世代スキン技術でメーターもボタンもいらない? – 人とくるまのテクノロジー展2022
人とくるまのテクノロジー展2022取材記事。
自動車用樹脂部品の設計、開発を行うダイキョーニシカワ(株)では、次世代車向けインテリアのコンセプトモデルを展示。
独自のスラッシュスキンと透過スキン/センサーの各技術により、ダッシュボード表皮(布地調)がタッチパネルように機能したりメーター、ナビ表示になったりと、これまでのインテリア概念を覆しそうな研究開発を進めている。
展示品の構成は、皮シボ加工したダッシュボード内側から映像を透過表示しており、タッチパネル操作を行うアームレストには静電タッチセンサーを内臓。
タブレット感覚での操作を可能とした。
![20220703_ダイキョーニシカワ_自動車インテリア_透過表皮_スラッシュスキン_02](https://revolt-is.com/wp-content/uploads/2023/02/20220703_DaikyoNishikawa_car_interior_transparent_skin_flush_skin_02.jpg)
これのメリットとして、メーターやナビ、ディスプレイの形状、配置に囚われないインテリアデザインを可能としている点にある。
今回は平面部分の透過表示だが、各種形状に対しての透過表示ももちろん可能。
デザイナーの手腕次第では、これまでにないインテリアが生まれる可能性を秘めている。
【取材・文】
編者(REVOLT-IS)
【取材協力】
ダイキョーニシカワ(株)