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超軽量EVモーター用シャフトを作りあげるJSTの技術力

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埼玉の自動車用シャフト開発、加工の専門メーカー株式会社JST。 これまでクランクシャフトなど様々な製品を開発してきたが、昨今の軽量化需要に合わせ、高精度高品質、強度を崩さず大幅な軽量化が達成できる製作技術を披露してきた。

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JSTが開発したEVモーター用の超軽量中空シャフト

軽さの度合いは、なんと忠実比50%。
その秘密は独自の中空構造にある。
一見、強度に不安を覚えるが、ねじり試験で3,000N mのトルクにも耐える強度を持つ。
その他、外径精度は公差4μ、外径同軸度が5μ、端面直角度が3μ、スプライン歯面振れとキー溝平行度は10μ(どちらも熱処理前)の保証精度で量産加工でき、動バランス保証での振動も抑制されているという。

シャフトの軽量化は車体重量の軽減だけでなく、使われる機構中心の重量が軽くなるため慣性力を抑える効果もある。
写真のEV用モーターシャフトなら、モーターの応答性が格段に向上する事となる。
その他、コストダウンや小型化といったメリットもあるため、性能向上だけでなくユニットの小型化や価格の低減にも期待できそうだ。

【取材・文】
編者(REVOLT-IS
【取材協力】
株式会社JST