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オートモビルカウンシル 2024 – ランエボ、ギャラン、パジェロの技術がトライトンへ

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オートモビルカウンシル 2024取材記事。
三菱自動車工業(株)ブースでは、新型トライトンのコンセプトカーを中心に、左右にWRCやパリダカを戦ったラリーマシンとそのベース車両が置く展示がなされていた。

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一見、ラリーのPRのようにも思えたが、今回のコンセプトは、今に至る技術の継承にあるという。

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1982年に発売された初代パジェロ
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2002年のダカールラリー総合優勝のパジェロ
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2001年のWRCモンテカルロラリーに総合優勝したランサーエボリューション6.5
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今年の3月に死去した三菱のレジェンドラリードライバー、篠塚建次郎さんを追悼する展示も行われた
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篠塚健次郎さんのドライブで、1992年のWRCアイボリーコーストラリーに総合優勝したギャラン
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東京オートサロン2024でも展示されたトライトン SNOW SHREDDER CONCEPT

ダカールラリー(パリダカ)を戦ったパジェロ、WRCを戦ったギャランとランサーエボリューション。
これまでのラリー参戦では多くの技術が磨かれて来たが、そうして積み重ねてきたものは、これまでに送り出した全ての市販車に生かされている。
中央に置かれたトライトンに、そうした背景を感じ取ってもらいたい考えのようだ。

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東日本三菱自動車販売で眠っていたランサーエボリューションX ファイナルエディション。
距離数1万km未満の極上品。

その他、ランサーエボリューションXファイナルエディションの中古車展示販売も行われた。
販売店で眠っていた個体を引っ張り出したもので、当初はチタニウムグレーメタリックの車両を展示していたが、予想外に多くの購入の打診があり、なんと初日で売れてしまったという。

実は、展示はしたものの誰もが売れると思っていなかったらしく、これでは一般公開日に目玉の展示が無くなってしまうと、2日目からは急遽、写真のレッドメタリック車が手配された。
取材した時点ではまだ売約済となっていたが、前日の人気ぶりを見るに、恐らく購入希望の打診は続いているだろう。

近年、復活した「チーム三菱ラリーアート」より、トライトンでアジアクロスカントリーラリーに参戦しており、そこで培った技術を市販車へフィードバックするサイクルが再び回り始めている。
今度は、どんな形で我々の前に登場するか?
気にしてみるのも一興だろう。

【取材・文】
編者(REVOLT-IS
【取材協力】
三菱自動車工業(株)
オートモビルカウンシル