LCDルームミラー が鏡に【オートモーティブワールド2024】
![20240124_オートモーティブワールド_スタンレー_LCDルームミラー_01](https://revolt-is.com/wp-content/uploads/2024/01/20240124_automotiveworld_stanley_mirror_kcd_01-1024x768.jpg)
LCDルームミラー が鏡にもなる?
様々な光学技術を駆使したヘッドランプやセンサー、LCD製品などを送り出すスタンレー電気(株)。
多くの展示で来場者を惹きつけていたが、今回はその中でもスマートルームミラー/ミラーLCDを紹介する。
市場ではスマートミラー型の製品が市場を賑わせているが、スタンレー電気では独自技術により、状況に応じて鏡面とディスプレイ表示を瞬時に切り替えれる事を特徴としている。
![20240124_オートモーティブワールド_スタンレー_LCDルームミラー_02](https://revolt-is.com/wp-content/uploads/2024/01/20240124_automotiveworld_stanley_mirror_kcd_02-1024x768.jpg)
![20240124_オートモーティブワールド_スタンレー_LCDルームミラー_03](https://revolt-is.com/wp-content/uploads/2024/01/20240124_automotiveworld_stanley_mirror_kcd_03-1024x768.jpg)
製品は、ディスプレイ表示を行うTFT LCDの層上面へミラーLCDの層を重ね合わせた構成。
鏡面~中間調~透明状態モニター輝度ロス小の間で制御される。
資料によると、鏡の反射率は43%と従来のハーフミラー方式より僅かに劣るが、モニターの透過率が80%と大幅に見やすくなっている。
また電動切替式による自動防眩機能も備えており、こちらも従来の電子ミラー方式より数パーセントの性能向上を果たしている。
モニター輝度のロスも少ないようで、そのぶん消費電力も抑えられそうだ。
ディスプレイ表示させた展示品には、スマートフォン画面のようなヴィジュアルアイコンが展開されていたが、これらはサンプルとの事。
ソフトウェアとインタフェース次第で、様々なデザインや機能を持たせる事が出来るようだ。
![20240124_オートモーティブワールド_スタンレー_スーパーGT_nsx_チーム国光](https://revolt-is.com/wp-content/uploads/2024/01/20240124_automotiveworld_stanley_supergt_nsx_team_kunimitsu-1024x768.jpg)
話は変わるが、スタンレー電気は長年、国内モータースポーツの最高峰であるスーパーGTへの支援を続けている。
近年はチーム国光のメインスポンサーとしてもその名が知られており、今年はマシンも変更と多くの注目を集めている。
こちらの活躍もぜひチェック頂きたい。
※本展は業界関係者のための商談展です。一般の方はご入場できません。
【取材・文】
編者(REVOLT-IS)
【取材協力】
スタンレー電気(株)
第16回オートモーティブワールド
会期:2024年1月24日(水)~26日(金)
会場:東京ビッグサイト
主催:RX Japan株式会社