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ニスモフェスティバル2023イベントレポート2

ようやく冬到来の富士スピードウェイで、今年も日産・ニスモファンの祭典「ニスモフェスティバル」が開催された。
最新のSUPER GTフォーミュラeをはじめ、過去の歴史を飾ったレーシングマシンが一同に介した本イベントの模様を数回に分けてお送りする。

第二回はパドック編。
こちらではメーカー・ショップブースや来場者が直に楽しめるコンテンツが展開されていた。

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早朝のパドックエリア。
まだお客さんの入場前で閑散としているが、、、

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数時間後はこのような状況に。
入場開始とともにお気に入りのブースへ足早で駆け込み姿も見られた。

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今年も多くのチューニングパーツメーカーやレーシングチーム、関連企業や団体が出展。
ここでしか買えないお買い得品や推しのチームグッズを求め、多くのブースで行列が出来ていた。

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日産系デモカーも数多く登場。
やはりRZ34フェアレディZやGT-Rが目立っていたが、ノスタルジックな車両やタイムアタック、ドリフトなど展示もバラエティにとんでおり、いつの時間も賑わっていた。

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こちらは場内のインフォメーションとClub Nismo会員の受付テント。
スタッフの皆さん、笑顔と丁寧な対応をされており、来場者も概ね好感を持たれている様子。
Club Nismoも毎年満足度の高いサービスを展開されているようで、ここで新規会員になられる方も多いようだ。

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こちらは日産自動車大学校のブース前。
日産メカニックチャレンジプロジェクトではSuper GTやスーパー耐久レースに挑んでいる本学では、自動車の各機構を触りながら学べる場を設けていた。
特に子供達は好奇心を抑えられないのか、両親の見守る前で積極的に挑戦していった。

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ここも子供達に大人気だったVANTECのブース。
こちらではモックカーレースが行われていた。
参加者は、トラックの荷室に新設されたコースを走らせて競うわけだが、最大の特徴は、走らせるモックカーをその場で自分達が作る点にある。
自分の手を汚して組み上げただけに愛着を感じるのか、レースでは大きな歓声があがっていた。

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こちらはタミヤのブース。
ラジコンからミニ四駆まで多くの品ぞろえでお客さんを迎えていた。
子供達だけでなく大人達にも大人気で、特に30年以上前のラジコンカーが今でも生産されていると聞いて、当時を懐かしむ声が多かったという。
現在、Super GT GT500を戦うフェアレディZのラジコンカーを開発中との事で、訪れた方の間で早くも物欲が高まっている様子だった。

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モータースポーツ・ライフセービング機構(LSO)のブースでは、AED(自動体外式除細動器)の体験コーナーが設けられていた。

AEDと言えば最寄り駅などで目にする機会が増えてきているが、実際使う場面に遭遇するとわけがわからず、慌ててしまう方もいるはず。
そうならないためにも、こうした機会があれば積極的に触っておきたいところ。
基本的に機械の指示通りにやればよく、心臓マッサージも骨や肉体への影響は気にせず、まずは対象者の意識を取り戻す事を意識して力をこめればいいようだ。

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今年でGT500クラスから撤退するミシュランのブース。
こちらでもファンの寄せ書きが展示されていた。

一部ではSuper GTからいなくなってしまうような反応も見られたが、もちろんそんな事はなく、GT300クラスでは継続してタイヤを供給するし、市販車の純正タイヤでも関係が続いていくとの事。

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ピットビルの屋上にあがってみた。
こちらではレーシングカーの試乗やタイヤ交換の体験に、お子さんが遊べる様々な遊戯場が設置されていた。
正直、空いていたらやらせてもらおうと考えていたが、そんな隙間が微塵もないほどの行列でやむなく断念(笑)
行ったときはお子さんが多く体験していたが、周りの大人達もやりたいのかそわそわしていた。

ここはメインストレートやピットレーンも一望できるので、お子さんを遊ばせつつ、ご両親はサーキットを走るレーシングカーを堪能する楽しみ方が出来る。
来年、ご家族で来られる方にぜひお勧めしたい。

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【取材・文】
編者(REVOLT-IS
【取材協力】
NISMO