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目指すはポルシェでありフェラーリ。クラブマンレーススペックの目指す先【ニスモフェスティバル】

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ようやく冬到来の富士スピードウェイで、今年も日産・ニスモファンの祭典「ニスモフェスティバル」が開催された。
今回は出展ブースの中から、ニスモが展開するクラブマンレーススペックのBNR32、BCNR33、BNR34、そしてR35のGT-Rと心臓部であるRB26DETTとVR38DETTエンジンを見ていく。

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まず今回の展示だが、何かのワンメイクレースマシンとかではなく、ニスモが提案するハイパフォーマンスなロードカーの開発コンセプトと、それを具現化した車両、エンジンを紹介するものとなっている。

そのコンセプトとは「クローズドサーキットでのサーキット走行と公道走行の両立」。

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例えば、普段は買い物や旅行の足、ドライブのお供で乗りながら、気が向いたらそのままサーキット場へ行きスポーツ走行へ参加。
満喫したらそのまま帰宅できる、、、こんなイメージを持ってもらえたらいいだろう。

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まず公道走行が大前提なため、サーキット専用車に見られるような派手なウイングやカナードはなく、車高も最小限に留められている。
エンジン特性や足回り、ブレーキといった各部もピーキ―な特性はなく、パワー&トルクはありながらも乗りやすく仕上げられているようだ。
ただ懐は深いようで、タイムを出すには相応の腕が求められるという。

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ニスモ担当者は「ポルシェやフェラーリのロ―ドカーを基準にした」と語っている。
確かに公道とサーキットという相反する要素を両立し、それぞれのステージで高いパフォーマンスを発揮させたいなら、これ以上のお手本はないだろう。

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そんなクラブマンレーススペックが欲しい方へ。

現在、コンプリートカーとしての販売はしておらず、大森ファクトリーや全国にあるニスモパフォーマンスセンターへ愛車を持ち込んで依頼する事になる。
もちろんベースとなる車のコンディションにもよるので、まずは診断や必要に応じての各部のリフレッシュを行う事になるだろう。
まずは各店舗に常駐する「ニスモマイスター」に相談してみて欲しい。

【取材・文】
編者(REVOLT-IS
【取材協力】
NISMO