学生フォーミュラ走行会「カースワップ」インプレッション – Tokai Formula Club
Tokai Formula Club主催の学生フォーミュラ走行会「カースワップ」。
他チームドライバーのインプレッションが得られる貴重な機会となった本走行会での、参加チームの様子をお伝えしていく。
今回は「Tokai Formula Club」のマシンについてまとめてみた。
- 搭乗マシン:TF2022
- チーム名:Tokai Formula Club
- 大学:東海大学
コロナ過前の2019年大会では総合7位を得ており、今年こそ総合優勝を果たすべく、ビークルダイナミクス班の設立など新たな試みを導入してマシンを開発。
そうして臨んだ本大会だったが、動的審査へ進むためのブレーキ試験直前、なんとクラッチの焼き付きとアクセルペダルの破損を発見。
現場での対応が難しく、走行を辞退する事になった。
それだけに来期にかける意気込みは並々ならぬものがあり、雪辱を期すべく、少しでも走行データを得ようと走行会に挑む事なった。
今回は午前中、スロットルが戻らないトラブルで若干周回が滞ったものの、対策して以降は順調に周回。
貴重なデータが得られたようだ。
そんなTokai Formula Clubのマシンについては、こんな感想が寄せられている。
- エンジンの低速トルクが厚い。
- 低回転でトルクカーブに山があるように感じる。
- パドルシフトのフィーリングが良い。
- クラッチはミートポイントが狭く、慣れが必要。
- アクセルペダルのホールド用ガイドは要らないかも。
- ブレーキが扱いやすい。
- トラクションがある。
- 視線が低い。
- 速度によるエアロバランスの変化がなくて良い。
- スラロームの 1 つ目が非常に良いが、その後は流れやすい印象。
- ヨーの立ち上がりが悪い。
- コーナー脱出時の安定性がないため、ヨーの収束が悪く感じた
- リアウイングのたわみ。
【取材・文】
編者(REVOLT-IS)
【取材協力】
Tokai Formula Club