自動車整備作業等での疲労を軽減するパワーアシストスーツ
人とくるまのテクノロジー展2021の取材記事。
今回は、ティー・アイ・トレーディング株式会社のパワーアシストスーツ「エアフレーム」を紹介していく。
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これは、自動車の整備作業などで、特に繰り返しの上向き作業で発生する体の疲労を軽減してくれるというもの。
「エアフレーム」は、十字上のフレームから伸びるアームサポートとウエストサポート付きベルトから成っており、十字フレームを背中に背負うように装着し、腰のベルトとアームサポートを腕に装着するだけでOK。
このまま上向き作業をするだけで、腕や工具の重さによる肩、首、背中へかかる負担を体の中心へ移動させ、そのまま腰の外側へ逃がしてくれるという。
この機構により疲労の軽減と、疲れからくる作業ミスを減らす事が出来る。
本体は軽量コンパクトに出来ており、これまで通り違和感なく作業できるよう、体や手足をスムーズに動かせる設計になっている。
サイズ調整も可能で、どのような体系の方でも装着可能。
取り外しも容易との事。
通気性にも優れているため、蒸し暑い日でも安心だ。
またバッテリーを必要としないため、作業環境を選ばず使用できる。
現在、主要自動車メーカーをはじめ世界中の企業で「エアフレーム」が導入されており、その実力、評価は折り紙付き。
作業者の疲労軽減は、生産性の向上は元より、疲労からくる事故や怪我の発生リスクを抑える事にもなる。
安心して働ける環境を提供できるなら、経営者としても導入のメリットは十分ありそうだ。
【文】
編者(REVOLT-IS)
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ティー・アイ・トレーディング株式会社