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トルクセンサ に、ワンタッチ測定可能な摩擦型トルクセンサシステムを提案 – 東京測器研究所

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トルクセンサ にも様々な種類があるが、株式会社 東京測器研究所では、測定対象のゲージ施工が不要な摩擦型トルクセンサシステム「FGDH-3A」のラインナップがある。
人とくるまのテクノロジー展 2024の会場にて、その機構をチェックしてみた。

これはドライブシャフトなど、回転軸に発生するトルクを測定するもので、円状のセンサーユニットと専用受信機で構成される。
摩擦型ひずみゲージの採用で測定対象の分解やゲージの接着、配線の必要はなく、使用時は2つに割って軸へ挟む込みように取り付ければ、測定準備は完了する。

測定は無線によるワイヤレスで行われ、専用受信機を通して収集される。
通信距離も長く、電源は充電式で装着したままの充電も可能としている。

20240527_摩擦型トルクセンサシステム_東京測器研究所_人とくるまのテクノロジー展_02
取り付け箇所のアップ

主なメリットは、確実性の向上と作業時間の短縮、これまで難しかった箇所、試験内容にも柔軟に対応できる点。
労力やコスト、無駄の削減という観点では、SDGsの目標達成にも寄与してくれそうだ。

【取材・文】
編者(REVOLT-IS
【取材協力】
株式会社 東京測器研究所
公益社団法人自動車技術会