ハイパーマックス ED-X – HKSが提案する全天候対応フルオート電子制御サスペンションシステム
ハイパーマックス と言えば、チューニングパーツメーカー「HKS」が送り出す人気の車高調シリーズ。
今回、新たなモデルとして、人とくるまのテクノロジー展2024会場にて、Auto Tuning Suspension System と呼ばれる全天候対応フルオート電子制御サスペンションシステムと、それを搭載する車高調「HYPERMAX ED-X」が参考出品された。
これは、その時々の走行状況、天候に合わせてサスペンションを自動制御しようというもので、自社の IoT デバイス「 HBAS-200 」に内蔵の GPS 、9軸モーションセンサ、気圧センサ、4G 通信を活用して速度、走行場所、天候などを測定。
そこから得られたパラメータを元にサスペンションの最適値を割り出し、リアルタイムで調整するシステムとなっている。
事前に車種、年式、使用タイヤ、使用ブレーキの情報を入力する必要はあるが、それだけで、どこでも最適なセッティングで快適な走りが楽しめるようになる。
マニュアルによる微調整も可能なため、スポーツドライビングに拘りを持つ方も満足するはず。
会場には、システムを搭載した車高調「HYPERMAX ED-X」が2つ展示されていたが、片方には、車高調整パーツの「ロベルタカップ」が装着されていた。
こちらはオプションとして検討されているが、装着する事で、50 mm 前後の調整が出来るという。
サーキット走行でのさらなる最適化も期待できそうだ。
【取材/文】
編者(REVOLT-IS)
【取材協力】
HKS株式会社
公益社団法人 自動車技術会