リユースバッテリー を自家消費蓄電池システムへ活用【スマートエネルギーWEEK【春】2024】
リユースバッテリー を活用したサービスの一つに、日東工業(株)が提案する産業用太陽光自家消費蓄電池システム「サファLink – ONE -」がある。
これは、EV の使用済み動力用バッテリーを会社や自宅、工場の蓄電池として利用しようというシステムで、太陽光パネルと組み合わせる事で余剰電力を蓄え、必要に応じてそこから各部署へ供給、自家消費を行っていく。
このシステムで使われるリユースバッテリーは、日産リーフ用をフォーアールエナジー(株)が再製品化したもの。
車の動力用としては使えないが、今回のような蓄電池のように、用途を絞ればまだまだ活用できるという。
先ごろ国内初の10年保証が設定された事からも、製品としての信頼は確かなようだ。
自社の掛川工場で既に導入がされており、年間削減電力量が約425,800 kWh 、年間 CO2 排出削減量が約173 t – CO2 という結果が出ている。
また BCP 対策用電源としても、事務所棟への十分な電力供給が実証できている。
【取材・文】
編者(REVOLT-IS)
【取材協力】
日東工業(株)
第21回 SMART ENERGY WEEK【春】
会期:2024年2月28日(水)~3月1日(金)
会場:東京ビッグサイト
主催:RX Japan株式会社