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ターボ 組み付け時の潤滑剤にJLMターボプレルーブ【国際オートアフターマーケットEXPO2024】

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ターボ チャージャーと関連部品の販売、整備、チューニングを専門に扱う(株)GCGターボより、ターボの分解整備時に各部品へJLMターボプレルーブを塗布する事を提案している。
これはオランダのJLMルブリカンツが開発した潤滑剤で、ターボの初期始動時にエンジンオイルが潤滑されるまでの間、部品の異常摩耗や破損を保護する役割を果たす。

一般的なターボの組み立てでは、タービンホイールや中心軸、可変ベーンといった各部へエンジンオイルを薄く塗る事とされている。
ターボ本体の潤滑にはエンジンオイルが使われるが、いわゆるドライスタート時では循環されるまで約30秒ほどかかるため、その間の焼き付き防止や摩耗の防止、潤滑を維持する目的で行われる。

しかし過去、これが不十分だったり、エンジンオイルの循環確立と油圧が保持される前に塗ったオイルが全て流れ出る事があり、それによるターボトラブルも起こっていたという。

JLMターボプレルーブはそうしたトラブルを防ぐのに効果的な潤滑剤で、エンジンオイルの代わりに部品へ塗布する事で高耐荷重油膜を形成。
初期始動時にエンジンオイルが循環されるまでの間、各部の早期の摩耗防止と必要な潤滑を確保してくれる。

紹介動画(英語)

【取材・文】
編者(REVOLT-IS
【取材協力】
(株)GCGターボ
国際オートアフターマーケットEXPO