老舗が作り出すお洒落なワークシューズ – ツールジャパン2022
DIY、プロ用工具などが集まる日本最大級の商談展示会「ツールジャパン2022」。
今回は、自動車整備や工事現場などで働く人の足を支える足袋やワークシューズ、カジュアルシューズや長靴といったフットウェア事業を手掛ける株式会社丸五を紹介する。
創業は大正8年。
時期的には第一次世界大戦が終わった翌年あたりで、当時から今日に至るまで地下足袋を製造し続けている老舗企業だ。
その技術、製品ラインナップも時代に合わせて大きく変化しており、今日では日常やオフィスワークでも活躍するTabiシューズ、長靴、ワークシューズにカジュアルシューズといった多くの人の足を支える製品展開を行っている。
また、地下足袋で培ったゴム製造技術を生かして早くから工業製品の分野にも進出。
これまでに自動車用トーションラバーやエンジンマウント、ラジエターホースなどの開発にも取り組んでいる。
今回足を運んだ展示ブース。
雰囲気は若者が好むアパレルショップみたいなディスプレイで、まるで一般のカジュアルシューズを見にきたかのよう。
これは、女性社員の意見を取り入れたものという。
仕事着と言えば、昔は機能性があれば見た目は二の次な印象だったが、今やデザインも拘り抜かれた多種多様な製品が市場を賑わせている。
それはワークシューズも同様で、丸五の製品を見てみると、現場で仕事を終えてから、そのまま街へ遊びに行っても違和感ないものが多い。
そうした製品イメージが、展示ブースのディスプレイからも感じ取れた。
防水性が高く雨でも安心、鉄筋が落ちても潰れない、歩きやすくて疲れない、それでいてお洒落でカッコいい靴を履きたい。
そんな我儘な願いを叶える丸五の製品。
既製品に不満のある方は、一度試してみるのもいいかもしれない。
ちなみに編者も購入を検討中。
街中だけでなく工場やサーキット、山や雨の中での取材もあるため、丸五の製品はまさに渡りに船。
購入の暁には、製品レビューもまとめてみたいと考えている。