市光工業 – LEDデジタルパネル搭載フロントライティング
市光工業 より、日本初展示となる LED デジタルパネル搭載フロントライティングが紹介された。
これは中国の自動車メーカー「ZEEKR」が送り出すEV「007」に採用された機構で、レンズ高15mmという超薄型バイファンクションヘッドランプと、1,700個以上のLEDで構成された2つのデジタルパネルを備えている。
もはやヘッドランプというより、フロントマスクいっぱいに内蔵した薄型LEDディスプレイに、ヘッドランプ機能を付加させたと言ってもいいかもしれない。
メーターパネルが LEDディスプレイ に置き換わった事で、従来にはなかったヴィジュアルを体験できるようになったが、それと同様、今回のフロントライティング機構も、既存の形式に囚われない未知のライティングパターンが実現可能となっている。
車種に合わせて違った表情を持たせる。
車の状況を外部へアピールする用途に使うなど、汎用性はかなり高そうだ。
【取材/文】
編者(REVOLT-IS)
【取材協力】
市光工業株式会社
公益社団法人 自動車技術会