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学生フォーミュラ – 名城大学 名城レーシングチームのマシンチェック

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学生フォーミュラ 2024年大会に向け、幸田サーキットyrp桐山で行われた名城大学名城レーシングチームの新体制発表会。
そこでアンベールされた今期のマシンをチェックしてみた。

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今回は、エンジンレスのフレームへ足回りを取り付けた状態での披露となったが、各セクションリーダーからの説明で全容が見えてきた。

マシンコンセプトは「Quick & Light」。
それを達成すべく、シャシーは慣性モーメントの低減と軽量化を重視。
昨年型からフレーム長とホイールベースが短縮され、シートポジションも変更されている。
車重は175kgを目標とするようだ。

エアロパッケージについては、昨年に行った富士エアロパフォーマンスセンターでの計測結果を元に最適化。
前後ウイングを最大限に生かすレイアウトとなる。

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サスペンションは、昨年までの走行解析や今期のマシン設計を元に、重量配分の見直しを実地。
フロントセクションが短くなった事で、アーム長が短縮されている。

エンジン周りは、主に排気系や電装系を変更。
排気はレイアウト上、排圧が上がり気味となるため、それを生かしたエキゾースト、サイレンサーを開発。
設計に際し、騒音テストもクリアできるよう考慮されている。

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電装系は、綺麗にまとめられたボックスとハーネス、ケーブル類が印象的。
昨年の経験から、そのほうが整備性を高められると設計に盛り込んだようで、実装時も整然とレイアウトしていくようだ。
今年は未経験のコースに挑む事もあり、想定外への現場対応力も問われる事になる。
それだけに性能はもちろんの事、点検のし易さや高い整備性は、勝利への重要な要素になるかもしれない。

【取材・文】
編者(REVOLT-IS
【取材協力】
名城レーシングチーム
幸田サーキットyrp桐山