車両火災 はブランケットをかぶせて鎮火へ【国際オートアフターマーケットEXPO2024】

車両火災 の報道をよく見るが、いざ自分がその場に遭遇したらどのような行動を取るか？
恐らく、反射的に水や消火器を探しにいくように思う。

だが、もっと手早く確実な消化方法がある。
それが、YONE株式会社が紹介するファイヤーブランケット「CAR PRO X」だ。

これはノルウェーのBRIDGEHILLが開発した製品で、その名の通り、燃えている車へブランケットをすっぽり覆いかぶせ、燃焼の供給源たる酸素を遮断しようというもの。

その特長として、EVやハイブリッド車にも対応した点があげられる。
バッテリーなどへの熱暴走の危険があるが、実験では18時間ほどで鎮火が確認されている。

素材は炭素系素材グラファイトで、最大2,500℃（※）まで使用可能。
当然、水や消火剤を使わないので環境に優しく、消火剤で車を傷める心配もない。
ブランケット自体は収納袋へコンパクトに折りたためるようになっており、一度だけでなく繰り返し使えるようになっている。

これ以外にも、ファイヤーブランケットシリーズにはCAR STANDARD、LITHIUM、EXTREME、PALLET TRUCK/FORKLIFT STANDARD、TRANING FIR BLANKETがラインナップしており、車だけでなく、リチウムイオン電池やフォークリフトなど、使用目的によって最適な製品が選べるようだ。

【取材・文】
編者（REVOLT-IS）
【取材協力】
YONE株式会社
国際オートアフターマーケットEXPO